フィギュア・男子(フリー前半)。

○李成江
ケガの影響か、さすがに動きに切れが少しなかったけれど、
でも、意地は見せてくれました。
最初に4T+3Tをクリーンに決めてくれたのはうれしかったな~。さすが。
あと、疲れてた中で、最後のストレートラインステップは気合入ってましたね。
全日本の時の本田君と似たような感じ。
音楽もチャイニーズロック(?)な感じで、彼の良さが活きるいいプロだったと思います。
とりあえず、オリンピックはきっとこれで最後だよね。お疲れさまでした!

○クリムキン
きたきたきた、クリムキンワールド!(笑)
単独になっちゃったけど4Tはきっちり決めたし、比較的「跳べる日のクリムキン」だったのでは。
(↑はじめて1試合で2種類の4回転ジャンプを決めた選手に失礼な言い草かもしれないけど…)
何より、必殺謎スピン炸裂。リバースで3連続キャメルスピンて(笑)。
全盛期ほどじゃないけど、昨日に比べればはるかにポジションも安定してたしね。
あと、男子では珍しいサーペンタインステップも見せてくれたし。
変形イーグルでこけちゃったのは残念だったけど、色々楽しませてくれました。
フリーの130点は、欧州選手権の時とほぼいっしょ。
今回の「マトリックス」は、NHK杯で勝った時の「X-Files」とかと同系統のプロでしたね。
個人的には、昔みたいな「牧神の午後」「ペトルーシュカ」といったニジンスキー・プロをやって欲しいな~。
ってゆーか、現役は続行してくれるの??
お願いだから、来年の世界選手権出てよ~。東京まで見に行くからさあ。
(京都でのNHK杯の時に、土・日のチケットが取れなかったことがつくづく悔やまれる…)
実際、今日の動きを見る限り、「まだまだやれる!」って思ったんですけど。

とりあえず、ここでいったん仕事に戻ります。
おそらくサンデュ先生のところで戻ってくることになろうかと(苦笑)。6時前くらい?。

○サンデュ
うううう、今日は徹底徹尾ダメなサンデュだったなあ…トホホ。
とことんジャンプで跳べず。
このフリーの演技はサンデュの不思議っぷり全開で結構好きなんですけどねえ。
だいたい出だしの振付からしてからイッちゃってるし(笑)。
オリジナルの音楽に股覗きスピンと、エマワールドは十二分に味わえましたが。
だいたい、要素点50点台半ばで構成点70点台って何?(苦笑)
これからも独自の世界を突っ走って欲しいものです。

さて、最終グループがはじまるまでにまた一仕事。

(追記)
○ライサチェック
いやー、これはいい演技だった!
このカルメンは彼の風貌や体格に良く合うプログラムでしたね。
何より良かったのが、彼の表情。
NHK杯の時の幼さは微塵も感じさせない、凛々しさとたくましさ。
いやいやいや、これは化けましたな。
これがあるから、若手の有望選手のウォッチはやめられないんだよな~。うれしい☆
今大会の敢闘賞は間違いなく彼でしょう。
去年の世界選手権3位がフロックじゃないことを十二分に証明して見せましたね。

あと、サヴォイの演技も久々に見ましたけど、ずいぶんうまくなってましたね。
ベテランの味が出せる選手になっていて嬉しかったです。
7位入賞はご立派。おめでとう!
なんだかんだでアメリカ勢は4・5・7位ですか。
メダルこそ逃したとはいえ、さすがの出来ですね。