2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

小松左京死去。

小松左京さんがなくなりましたね。 巨星墜つ、という感じでしょうか。 この人の作品は、SFとしての面白さはもちろんなのですが、 スケールの大きさとリアリティが比類ないものだと思っています。 このあたりなんとなく、世代は一つずれますけど、梅棹忠夫…

初試験。

史料講読の初めての試験が無事終了しました。 こればっかりは、学生さんが自力で史料を読んでくれないと、僕にはどうにもならないので、 試験監督をしながらみょうにハラハラしてしまいました(苦笑)。 問題が分量的にちょっと多かったかなーと、そこは反省…

街の絶滅危惧種。

論文の抜刷の発送作業をしようと思ったら、テープ糊を切らしておりまして。 さてどこで買おうか…と考えたんですけど、最近は文房具は大学生協で買ってばっかりで、 いざ家の近所で買おうと思ったら、文房具屋さんてないんですよね今や。 昔は近くのショッピ…

ホッチキスの針。

「紙束からホッチキスの針を取る」という作業は、 「さやいんげんの筋を取る」「もやしの芽と根を取る」という作業に似ている。 今日は部屋の片付けの一環として、 山と積まれた仕事済みの書類から、ちまちまとホッチキスの針を抜いていました。 結構好きな…

前期終了。

今年はじめて担当した史料講読の授業が、昨日で前期を終了しました。 やっぱり講読というのは難しいなあと思いました。 なにしろ、僕が読めても仕方ないですからねー。 学生が読めるようにならないと。 最後のアンケートで「テストが不安です」という2年生…

魁皇引退。

魁皇もとうとう引退ですか…。 思えば僕が高校生の時からずっと幕内にいたんですね。 若貴・曙をはじめとして、同世代に錚々たる面子がいたこともあって、 そもそも大関に上がるのがけっこう遅れて、結局横綱になれなかったのが残念です。 そういう意味では「…

交流戦マジック。

今日の試合はまだやってる最中で、中日はもうデーゲームで勝っていますが、 下の表は昨日の試合が終了した時点でのプロ野球セ・リーグの順位表です。 1位 ヤクルト 37勝24敗8分 +13 2位 中日 33勝34敗2分 -1 3位 阪神 33勝35敗1分 -2 4位 広島 29勝35敗5…

安全に関わるコスト。

一昔ならぬ五昔ほど前ならいざ知らず、現代において、 飛行機に乗るとき、「今から乗る飛行機が落ちるかもしれない」と思って乗る人はほとんどいないでしょう。 現在の飛行機はそれだけ信頼されている乗り物です。 が、これはあくまでも乗る側の問題で、 も…

交響的カンタータ『創生記』。

交響的カンタータ『創生記』 指揮:山下一史 管弦楽:京都市交響楽団 独唱:石橋栄実(S)・福原寿美枝(mS)・三原剛(B) 合唱:京都ミューズ・合唱団「創生記」 「何その曲?」と思われた方のために説明しておくと、 交響的カンタータ『創生記』は小…

『花よりも花の如く』9。

学期中は勤め先が3箇所になるので、いつもカバンを行き先ごとに分けて合計3つ用意して、 財布・定期入れ・携帯電話だけを入れ替えて持って行っています。 が、しばしばこれを入れ替えるのを忘れるんですよねー。 で、定期入れ・携帯電話は使おうとするとな…

GPシリーズアサイン。

今さらながらの話題ですが、今季のGPシリーズのアサインが発表されています。 個人的な興味に基づき、個人的注目選手をピックアップ。 男子 スケアメ:KVDP、ブレジナ、アモちゃん、コンテスティ、小塚くん、ライサ スケカナ:Pちゃん、プレオ、大ち…

ハプスブルク家の前当主逝く。

(おくやみ)オットー・フォン・ハプスブルク氏=オーストリア・ハンガリー帝国最後の皇帝の長男(読売新聞) オットー・フォン・ハプスブルク氏 98歳(オーストリア・ハンガリー帝国最後の皇帝の長男)4日、ドイツ南部ペッキングの自宅で死去。1979…

推論の主体。

みなさんは次の1~3のどの表現が一番しっくりくると感じますか? 1.「AがBを行ったのは、Cという事情によるものであろう。」 2.「AがBを行ったのは、Cという事情によるものと考えられる。」 3.「AがBを行ったのは、Cという事情によるものと…

批判の主体。

長文の記事なので、最初の段落だけ引用します。 全文をお読みになりたい方は、下のリンクを参照してください。 菅首相側、北の拉致容疑者親族の周辺団体に6250万円献金(産経新聞) http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110702/crm11070208000002-n1.…

『大奥』7。

7月になりましたねー。 今年ももう半分過ぎたってことですね(苦笑)。あなおそろしや…。 先月はいろいろ大変だったので、今月はいいことがありますように。 で、そんな6月の最終日(今年は水無月すら食べてないなあ)、 講義の帰りにふらっと立ち寄った本…