ストーブリーグも進行中。

先週末のハンガロリンクの個人的感想は、「ミハエルは『働けど働けど』だったなあ」と。
序盤にさんざん苦しんで、終盤にアロンソがリタイヤして、
自分はやっと2位まで上がって、さあこれで追撃かと思ったら、ゴール直前にリタイヤ。
レース終了後に7位のクビカが失格になって1ポイントだけ手にしたわけですが、
あれでノーポイントだったらほんとやり切れなかったでしょうからね。

これで、残り5戦でアロンソとミハエルのポイント差は10ですから、
ミハエルは自力優勝復活ということになります。
(ミハエルが残り全部勝てば、アロンソが全部2位で行っても同ポイントで、勝利数差でミハエルが上)
その意味でも大きな1ポイントです。
BMWのニックが3位表彰台、赤ベコ印のぺヤング先生が5位入賞と、中堅の争いも面白い。
個人的にはウィリアムズの凋落振りが悲しいですが…。出だしは悪くなかったのにねえ。

さて、ここ数週で随分と来季に向けてのシート争いも激化しております。
先週ウィリアムズがウェーバーブルツの来季ラインナップを発表し、
続いてレッドブルクリエンウェーバーの来季ラインナップを発表。
さらにBMWは今季残りレースのヴィルヌーブ降板を発表しました。
ブルツは久々のレース復帰だなあ。実質7年ぶりですか。
ウェーバーはこの調子で行くと永遠に「未完の大器」で終わっちゃいますね。
レッドブルでぺヤング先生の陰に隠れてしまうのか、
それともぺヤング先生が例によっていい味出してしまうのか(苦笑)。

とりあえず現時点での来季予想ラインナップは、

ルノーフィジケラ コバライネン
フェラーリ:ミハエル? マッサ? ライコネン
マクラーレンアロンソ ハミルトン? ライコネン
トヨタ:ラルフ トゥルーリ
BMWハイドフェルド クビカ?
ホンダ:バリチェロ バトン
レッドブルクルサード ウェーバー
ウィリアムズ:ブルツ ロズベルグ
トロロッソリウッツィ? スピード?
MF1:スーティル アルバース? モンテイロ
スーパーアグリ:佐藤 山本?
プロドライブ

といったところでしょうか。
下位チームのシートが札束勝負になるのはいつものことですが、
中堅チームのシートがほぼ確定で、上位チームのシートが見えてこないのが不思議ですね。
とりあえずカギになるのは、ミハエルが引退するのかどうか/ライコネンはどこへ行くのか。
そして各チームのセカンドドライバーは誰に?
やっぱ人事は他人事としてヲチするのが楽しいですね(笑)。