NHK杯(男子)。

えー、感想が書きづらいですね。
いやね、実況・解説には文句の付けようがないのですが(本田くん&刈屋さんは最強コンビだな)、
いかんせん、フリーの放送が6人分(上位4人+南里くん・ナカニワン)だけでは…。
ドブリンもダビドフもグリアチェフもソーヤーもチェンジャンも見られないじゃないか~。
BSの再放送でフルバージョンやってくんないかなー。

高橋くんは4回転を1回にしてコケても勝てちゃうなんていうのは、もう貫録勝ちですな。
結局のところ、最終到達目標は「世界選手権の優勝」なわけで、
ジュベ、ウィアー、ライサ、そして3月のランビ(笑)と比較してどうか、ということになりますが。
今から楽しみです。
問題は4回転の入れ方だよなー。

ベルネルは…出たな「勇名トラ」(笑)。
いやー、あれはきっとストイコ@ソルトレイクの「ライーヨー」に対するオマージュなんすよ、きっと。
(ライーヨーが何のことかわからない人は、このページを見たライーヨー
 …2002年当時某掲示板を見ていた人ならご存知ですが、これが「ライーヨー」の正しい使用法です)
単にネタとしてだけでなく、いい動きしますよね、彼。TEBでの不調が嘘のよう。
特にステップが氷に乗れてるなーという感じです。
3Aが一個すっぽ抜けた直後に跳び直して成功させるあたりの心意気も素晴らしい。
課題はスピンとスタミナでしょうかね。
SPは面白いんだけど、ところどころヨレてるのかそういう振付なのかわからなくて心臓に良くない(苦笑)。
※追記
後でスコアを確認したら、実はベルネルのスピンはオールレベル4でした。すげー!
じゃあいったい、大ちゃんとの差はどこで付いたんだ?と思って見てみましたが、
どーも大ちゃんの「終盤の鬼ジャンプ1.1倍アタック」が効いてるみたいですね。
まあ終盤に入ってから3A+2T+2Lコンボ跳んで、GOEで加点まで付いてるんだもんなー、スゴイ。

キャリエールは、変わったスピンしますね~。
ぴょこんと跳んでポジションチェンジ(てゆーか、エッジ変えてるのかな、あれ)。
コンビジャンプの振り付けといい、アメリカ若手期待の星もなかなか個性派です。
見た目は明らかにサボイみたいな素朴系なんだけどねー。

世界選手権の男子日本代表の3枠目争いは、小塚くんが一歩リードでしょうか。
できれば殿の出番がなくなってしまうくらいの勢いで底上げしてほしかったんですが。
1 Daisuke TAKAHASHI   JPN  234.22 2 1 
2 Tomas VERNER   CZE  229.45 1 2 
3 Stephen CARRIERE   USA  204.98 3 3 
4 Jeremy ABBOTT   USA  187.56 12 4 
5 Sergei DOBRIN   RUS  186.53 6 6 
6 Sergei DAVYDOV   BLR  184.70 5 7 
7 Andrei GRIAZEV   RUS  182.83 11 5 
8 Kensuke NAKANIWA   JPN  180.70 7 9 
9 Shawn SAWYER   CAN  180.35 9 8 
10 Yasuharu NANRI   JPN  176.25 4 11 
11 Vaughn CHIPEUR   CAN  173.65 10 10 
12 Chengjiang LI   CHN  162.77 8 12 
チェンジャンはどうしてしまったのかしらねえ…。