5日目(男子)。

男子最終結果
1 Jeffrey BUTTLE   CAN  245.17 1 1 
2 Brian JOUBERT   FRA  231.22 6 2 
3 Johnny WEIR   USA  221.84 2 5 
4 Daisuke TAKAHASHI   JPN  220.11 3 6 
5 Stephane LAMBIEL   SUI  217.88 5 7 
6 Kevin VAN DER PERREN   BEL  216.02 9 3 
7 Sergei VORONOV   RUS  209.93 15 4 
8 Takahiko KOZUKA   JPN  205.15 8 8 
9 Patrick CHAN   CAN  203.55 7 11 
10 Stephen CARRIERE   USA  201.69 11 9 
11 Jeremy ABBOTT   USA  197.26 14 10 
12 Sergei DAVYDOV   BLR  196.79 12 12 
13 Adrian SCHULTHEISS   SWE  194.39 13 13 
14 Kristoffer BERNTSSON   SWE  193.72 10 15 
15 Tomas VERNER   CZE  191.94 4 20 
16 Karel ZELENKA   ITA  187.65 17 16 
17 Gregor URBAS   SLO  187.48 18 14 
18 Yannick PONSERO   FRA  182.06 16 18 
19 Yasuharu NANRI   JPN  179.88 20 17 
20 Anton KOVALEVSKI   UKR  178.13 21 19 
21 Igor MACYPURA   SVK  169.93 19 21 
22 Jamal OTHMAN   SUI  164.02 22 22 
23 Chengjiang LI   CHN  155.75 23 23 
24 Abzal RAKIMGALIEV   KAZ  149.92 24 24 

……夢じゃないよね。

ジェフリー!ジェフリー!優勝だよジェフリー!!!
おめでとう!!思わず涙ぐんでしまったよ…。

東京から帰ってきたら、ちょうどベルネルの演技が終わったところでした。
ウィアーが完璧には程遠いものの踏ん張って、Total221点台で、これが一つのターゲットに。
でもほんと、崩れずによくあれだけまとめたよ。今季はほんとに成長したね。

大ちゃんはまさかのザヤックルール抵触で、ウィアーを超えられず。
高いレベルを追求したプログラム構成の先に、まさかこんな落とし穴があったなんて…。
うまく言えませんが、未来というものは本当に予測がつかないものなんですね…。

ランビは明らかに不調。結局このフラメンコは未完のままで終わってしまうんでしょうか?うーん。

で、ジュベです。
…すいません、今までジュベのことを過小評価してました。
4回転を1つにしたとはいえ、それで「安全策」と言うのは、いささか酷というものでしょう。
それに、他のジャンプだって素晴らしかった(まあ最後の2A+1Tはいただけませんが)。
そして、ステップもスピンもスケーティングもパワフル。
本人も見ている方も、「勝った」と思ったのは、無理もありません。

けど…結果的にジュベも、バトルのことを過小評価してしまったのかもしれません。

前から思ってたんですよね(ブログでも書いたように思うのですが)。
バトル(とウィアー)は、無理に4回転を入れずに、
スピンとステップで勝負した方がいいんじゃないかなあ、って。
トリノでの銅メダルという結果が示している通り、
バトルのようにレベルの高い美しいスケーティング・スピン・ステップを持つ選手は、
一つ一つの要素を細かく評価し加点する新採点方式の申し子であるはずなのです。
そして、今回の展開は、バトルがそうした戦い方を選択することを可能にしました。

今日のバトルの演技は、本当に美しかった。
流麗で、安定していて、全ての要素が調和していて…。
派手ではないけれど、引き込まれて見入ってしまう、そういう演技だったのではないでしょうか。
4回転はなかったかもしれないけれど、優勝にふさわしい、素晴らしい演技だったと思います。
荒れた展開でしたが、最後の最後で完璧な演技で締めとなりました。


後で時間が出来たら、最終組より前の演技もゆっくり見ようと思います。
楽しみです。