「柔道」と「JUDO」。

「個人的には、冬季五輪ほど萌えませんが」とかいった舌の根も乾かぬうちに、
なんだかんだで五輪に見入っております(笑)。
今日はやっぱし柔道でしょー。
個人的に、一応(ほんとに一応)昔やっていたスポーツでもありますし。

女子48kg級は…あの準決勝はねー。
「こりゃマズいんじゃない?」と思って見ていたら、案の定というかなんというか。
終盤はドゥミトルの方が、奥襟持って技出してましたから。
3位決定戦は、試合前の表情を見てハラハラしてたんですが、よーやくすっきり一本勝ち。
インタビューでの様子があんがい明るいもので、ちょっと安心しました。
銅メダルだって立派な成績ですよね、おめでとうございます。

てゆーか、表彰式のプレゼンターのヘーシンクでけえ~!(笑)


男子60kg級は………。
敗者に鞭打つ気はないのですが(だって、一生懸命やってダメなら仕方ないじゃない)、
野村さんに勝って出場したんだから、金メダル取って欲しかったなぁ。
一番惜しかった場面は、あの背負い投げを返された場面でしょうか。
でも、むしろあそこまでキレイにかかった技を外せるなんてスゴイ、とも思ったかな。
あれはもう、相手が強かったってことですよねー。しょうがないよ。

というわけで、そこはとっても残念な気持ちで見てたんですが、
展開そのものは面白い試合が多かったです。
軽量級の試合って、スピード感があって好きなんですよね~。
見ていて感じたのは、「柔道」と「JUDO」の違いでしょうか。
特に欧米選手の「JUDO」は、すごくレスリングっぽくって
組んでなんぼの「柔道」とは明らかに発想が違う感じです。
思いもよらない技が繰り出される「JUDO」も、見てて楽しくてけっこう好き。

そんな中で、優勝したチェ・ミンホ選手の技は素晴らしかった!
解説の篠原さんが「野村のような技のキレ」と言っていましたが、まさにその通り。
決勝のすくい投げの力強いことといったら!
そんな相手を讃える負けたパイシャー選手の態度も素晴らしくて、
いい試合が見られて良かったなーと、すがすがしい気分になりました。


スポーツは解説も大事ですが、男子の篠原さん・女子の山口さんとも、
すごくわかりやすいいい解説で大好きです。
長坂アナはもうちょっと落ち着いてしゃべって下さ~い(苦笑)。
(いやまあ、普段のF1もサッカーもあんな調子だけどさ~)


それにしても、体操競技ってほんと人間技じゃないよな~と再認識。
冨田くんは母校出身の選手なので(高校)、頑張ってほしいです。