『のだめカンタービレ』22。

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前から楽しみにしていたのに、いざ発売日にはすっかり忘れてしまっていましたよ(苦笑)。
夜行バスに乗る前に大阪駅の本屋で見繕っていた時に思い出し、即購入。

今回は黒ミルヒーの「悪魔のささやき」が引き起こした事態が結末を迎えます。
コンチェルトの演奏が終わった回だけ、たまたま連載誌を立ち読みしてたんで、
すごく気になってたんですよねー。すっきりすっきり。

今回は「音楽家」シュトレーゼマンと「教育者」オクレール先生との
立場の対比がすごく面白かったです。
その時点での最高の音楽を作ることを目的とする音楽家と、
生徒の将来を見据えて必要な教育プログラムを施すことを目的とする教育者と。
要するに、立脚点が現在か未来かで全然違うんですよね。
これについては、昨今の大学における教育・研究環境を見るだにつけ
いろいろと思うところはありますが、長くなりそうなので別記事で書くことにしましょう。
オクレール先生ののだめに対する教育方針がはじめて語られますが、なるほどねーでした。
先生といえば、久々登場の谷岡先生が良い表情してます(のだめの動画を見ている場面)。

連載はもうちょっと進んでるはずですが、気になるなあ。
「もう元には戻れない気がする なにもかも――」という千秋のモノローグが重い…。
千秋パパもご登場で、いよいよ終幕へとなだれ込むのでしょうか。
次巻が待ち遠しいです。


おまけ
のだめのセリフに登場する「漫画に出てきた「スネフェル」のお墓」というのは、
竹宮恵子さんの『ファラオの墓』のことなんですかねー。
読んだことがないので確信が持てないのですが。