激震。

さて、いまひとつ盛り上がりなくシーズンが終わったF1ですが、
レース外では立て続けに激震が。
ブリヂストン、2010年いっぱいでF1から撤退(11/2)
トヨタ、F1撤退を正式発表(11/4)
(いずれもAUTOSPORTより)

これでフルワークスチームは、フェラーリマクラーレンルノーの3チームのみですか。
2000年のジャガー(フォード)によるスチュワート買収に始まったワークス時代は、
10年を経ずに終焉を迎えた、というわけです。
(実質的には、ホンダの参戦計画がポシャった1998年に始まったとも言えますが)
ルノーはよくぞ踏みとどまったな、という感じです。
そして、やっぱり謎なのはレッドブル
あんな良くわからない栄養ドリンクでそんなに儲かるの…?

ワークス時代の終焉は、適性値で参戦可能になるという点では悪いことばかりではありませんが、
むしろ深刻そうなのはブリヂストンの撤退。
今から準備しても、2011年に間に合わせることができるサプライヤーなんてあるのかなあ?
候補としては、グッドイヤーミシュランピレリといったところなんでしょうが。
タイヤメーカーが競合する中で一社が撤退というのはありましたけど、
一社独占市場で独占企業が撤退という事態はなかったと思うので、意外です。
そんなに利益が出ないもんなんですかね~。
まあ、誰もが川井ちゃんのようにタイヤチョイスに注目してくれるわけでもありませんが(笑)。

シートもどうなるかまだまだ見えてきませんし、
来季もかなりグチャグチャしたシーズンになりそうな予感です。