グランプリファイナル・男子最終結果。

・GPF男子最終結
1 ライサチェック 249.45 2 1
2 織田信成 243.36 3 3
3 ジョニー・ウィアー 237.35 4 4
4 ジェレミー・アボット 235.38 5 2
5 高橋大輔 224.60 1 5
6 トマシュ・ベルネル 192.32 6 6

えーっと、なんかモロゾフがフカしを入れたとかいう記事が出てますが、
そんなに勝ち誇られても、今回勝ったのはライサチェックとキムヨナであって君の選手ではないだろうと(苦笑)。
というか、そういうことはオリンピックで勝ってから言えばいいんだよ…。
まあ、本当のところの発言のニュアンスは、聞いてみないとわかんないですけどね。

さて男子の最終結果は、6人の中で見れば今回はライサの完勝ですね、という感じ。
SPの出来が全体に良かっただけに(ベルネルだけが蚊帳の外…涙)、
フリーの出来が全体にグダッとしていたのが余計残念に感じてしまいました。
でもライサはSP・フリーともに良い出来でした(もちろんミスもありましたが)。素晴らしい。

で、まあ完全に主観的な感想なのですが、
今季初めて上位陣のフリーのプログラムを並べて見た時に、
「各選手がそれぞれ完璧に演じたと仮定して、どれが一番上に来るか?」と聞かれたら、
「ライサチェックの「シェヘラザード」だ」と答えるだろうなあ、と。
SPの「火の鳥」もそうですが、今年のプログラムは本当に素晴らしいと思いますし、
それを踊りこなせるようになったライサチェックも本当に素晴らしい。
五輪より前のシーズンに「カルメン」を使ってしまうなんてもったいない!と思っていましたが、
結果ここまで到達したことを考えれば、正解だったんだなあ、と。
音のつかみ方と手足の使い方が実に上手くなったなあと思います。
あとはこれで4回転が入ったときにどうなるか、ですね。

それともう一つ、これはいっても詮無いことですが、
プルとランビがいないのは仕方ないとして、やはりジュベにはいて欲しかったと思いました。
それだけで展開はかなり違ったでしょうから。
正直、ちょっと物足らなかったです。

ま、GPFもあくまで通過点なので、みなさん調整に励んでくださーい。