『草燃える』も見てます。

忙しい合間をぬって、『草燃える』も見ちょります。
とりあえず第2話まで見ました。

いやー、激しく萌えるわー、この政子。
義時にからかわれて、「私だって女ですもの!結婚したいわ!!」とよよと泣く政子。
父の時政が京から迎える後妻(牧の方)が21歳の同い年と知って
「お父さまったらひどい!」とプンスカ怒る政子。
裏の楓に結んだ文が濡れるのに気付いて、土砂降りの夕立の中を慌てて取りにいく政子。
政子かわいいよ政子。純情可憐な乙女。
そうかー、こういう娘が3年後には、だんなの側室の家をぶっ壊したりするようになるんだなー(笑)。
ついつい「のちの極妻である」とキャプションを被せたくなります(政子=岩下志麻)。
ま、妹をだまくらかして吉夢を買い取ったりするあたり、腹黒さも垣間見えますが。

えらく情熱的に腹黒い宗時といい(中山仁。そのうちX攻撃@サインはVとか伝授しそうだ)、
人形劇の人形みたいなルックスの時政(金田龍之介)といい、北条一門のみなさまは個性的です。
マツケンのさわやかっぷりが際立ちます。それもそのうち腹黒く(以下略)。
妹の保子(のちの阿波局、真野響子)はどうにもアホっぽくて、
この人があとであんな風に活躍するの?という感じなのですが。

かたや頼朝(石坂浩司)はきりっと凛々しくて、いかにも貴種という風情。
いいねいいねー。
政子が忍んでやってきた夜に、庭に下りて出迎える頼朝。
政子の被物を取って、政子の手をスッとつかんでしばし見つめて…

やにわにお姫様だっこ

という衝撃の展開(笑)。スゲー!
てゆーか、なんなんだその濡れ場の舐めるようなカメラワークは(笑)。
(ちなみに、脚本はフジテレビ系の昼ドラでおなじみの中島丈博です)

頼朝の脇では安達「金八」盛長が良い味出してます。
佐々木兄弟は主人に忠実な仔犬のようだ…。

平家の側はまだあまり登場しておりません。
金子信雄の極悪清盛が楽しみなんすけど。
ぶっちゃけ、後白河院は取り巻きも含めてそろってアーパーそう(苦笑)。

いやまあ、それでも学芸会は学芸会なんですけどね、
なんとなくこの学芸会は許せるなあ。30年以上前の作品だからなんだろうか。