『ルグリと輝ける世界のスターたち』。
『マニュエル・ルグリの新しき世界』 Bプロ ルグリと輝ける世界のスターたち
「モペイ」
フリーデマン・フォーゲル
フリーデマン・フォーゲル
「アザー・ダンス」
オレリー・デュポン デヴィッド・ホールバーグ
オレリー・デュポン デヴィッド・ホールバーグ
「ハロ」
ヘレナ・マーティン
ヘレナ・マーティン
さて、だいぶ前の公演で、もはや記憶があいまいなところもありますが(苦笑)。
ルグリ&ギエムのゴールデンタッグ復活!とあっては、さすがに観に行かないわけにはいかないでしょう。
実に15年ぶりのことらしいですよ。歳月は人を変えるのですねー。
ダンサーとして30歳で袂を分かって、45歳で再び一緒に踊るということですか。
なんとなく「人生の節目」というものについて考えてしまいます。
感想は順を追って書こうかと思ったのですが、とりあえずルグリ&ギエムの感想だけ先に書いてしまいましょう。
○「優しい嘘」(振付:I.キリアン 音楽:C.モンテヴェルディ、C.ジェズアルド、グレゴリオ聖歌)
まずはコンテンポラリー。キリアンがパリオペのために振付けた作品です。
たしか『スーパーバレエレッスン』でも取り上げてましたっけ。
2007年の来日公演でギエムがニコラ・ル・リッシュと踊った時は、残念ながら観てません。
○「優しい嘘」(振付:I.キリアン 音楽:C.モンテヴェルディ、C.ジェズアルド、グレゴリオ聖歌)
まずはコンテンポラリー。キリアンがパリオペのために振付けた作品です。
たしか『スーパーバレエレッスン』でも取り上げてましたっけ。
2007年の来日公演でギエムがニコラ・ル・リッシュと踊った時は、残念ながら観てません。
いやー、素晴らしかったです。
なんかもう、2人とも素晴らしすぎて、どこを見ていいのか…という感じでした(笑)。
始まった時点では2人が舞台中央で前後に重なった状態でいるんですが、
それが左右にパッと散った瞬間、「ええ~、どっち見たらいいの!?」っていう。
なんかねー、2人のバランスがものすごく高いレベルで均衡してるんですよね。
ある意味ちょっと無機的な感じすらすると思うんですけどね(動きが人間離れしてるから)、でもそれがいい。
ただただ「ええもん見せてもらいました」ということに尽きます。眼福。
なんかもう、2人とも素晴らしすぎて、どこを見ていいのか…という感じでした(笑)。
始まった時点では2人が舞台中央で前後に重なった状態でいるんですが、
それが左右にパッと散った瞬間、「ええ~、どっち見たらいいの!?」っていう。
なんかねー、2人のバランスがものすごく高いレベルで均衡してるんですよね。
ある意味ちょっと無機的な感じすらすると思うんですけどね(動きが人間離れしてるから)、でもそれがいい。
ただただ「ええもん見せてもらいました」ということに尽きます。眼福。
○「三人姉妹」(振付:K.マクミラン 音楽:P.チャイコフスキー)
こちらはギエムお得意のレパートリー。
すいません、幕が上がって照明がついた瞬間に笑ってしまいました。
だってルグリの軍服姿が猛烈に似合わないんですもん!(笑)
もうね、なんか学生服にしか見えなくて。一瞬「金色夜叉?」って思っちゃいましたよ。
そして、帽子を投げ捨てる動作がすっげー無駄に華麗。w
こちらはギエムお得意のレパートリー。
すいません、幕が上がって照明がついた瞬間に笑ってしまいました。
だってルグリの軍服姿が猛烈に似合わないんですもん!(笑)
もうね、なんか学生服にしか見えなくて。一瞬「金色夜叉?」って思っちゃいましたよ。
そして、帽子を投げ捨てる動作がすっげー無駄に華麗。w
解説によると
「道ならぬ恋にひとときの炎を燃やすマーシャ(※人妻です)とヴェルシーニンの激しいパ・ド・ドゥ」
だそうですが、んー、なんかルグリ先生がむっちゃポチっぽい。
「喜びのあまりご主人様に猛烈にじゃれ付くポチ」という感じでした。
そして最後にピャーっと猛ダッシュで立ち去るポチ、
「あらなんか行っちゃったわよ、また戻ってくるかしらねえ」という風情のギエム。
(※以上、あくまで「こう見えました」という感想です。あしからず。)
「道ならぬ恋にひとときの炎を燃やすマーシャ(※人妻です)とヴェルシーニンの激しいパ・ド・ドゥ」
だそうですが、んー、なんかルグリ先生がむっちゃポチっぽい。
「喜びのあまりご主人様に猛烈にじゃれ付くポチ」という感じでした。
そして最後にピャーっと猛ダッシュで立ち去るポチ、
「あらなんか行っちゃったわよ、また戻ってくるかしらねえ」という風情のギエム。
(※以上、あくまで「こう見えました」という感想です。あしからず。)
楽しかったですけどね、ただ、ルグリ先生でも似合わない役もあるのね~、と。
ま、最近の十八番の『オネーギン』にしても、およそ「ロシアの田舎貴族」には見えませんけど(笑)。
基本的に超絶端正だからなールグリ先生は。そこが好きなのですが。
ま、最近の十八番の『オネーギン』にしても、およそ「ロシアの田舎貴族」には見えませんけど(笑)。
基本的に超絶端正だからなールグリ先生は。そこが好きなのですが。
さて、以下はその他の演目の感想です。
【第1部】
○「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
オグデン&コテという、ナショナル・バレエ・オブ・カナダの若手プリンシパルダンサーの2人。
んー、「ガラらしい華麗なパ・ド・ドゥだった」というあやふやな記憶しかないな。
まあ、バランシン作品に対する感想としては正しいのかもしれない(笑)。
バランシン作品て個人的にあんまし相性良くないんだよなー。
【第1部】
○「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
オグデン&コテという、ナショナル・バレエ・オブ・カナダの若手プリンシパルダンサーの2人。
んー、「ガラらしい華麗なパ・ド・ドゥだった」というあやふやな記憶しかないな。
まあ、バランシン作品に対する感想としては正しいのかもしれない(笑)。
バランシン作品て個人的にあんまし相性良くないんだよなー。
○「モペイ」
フォーゲルくんカニ歩きで登場。
えー、作品としては、「むっちゃ陽性にしたベジャールの『アダージェット』」ていう感じですかねー。
論より証拠、ようつべに動画がありますのでどうぞ。
なんていうか、「どうしてこうなった」感を楽しむ作品なんですかね。
イケメン男子の使い方としてひじょーに間違ってる気が(笑)。
無駄にイケメン&ナイスバルク。プルシェンコのことが連想されてなりませんでした。
関西でやったら会場に笑いが起きたと思うんだけどな~。
個人的にはジルが演じてるところが見てみたい気がしますが、見なくても予想はつきそうな気も。
フォーゲルくんカニ歩きで登場。
えー、作品としては、「むっちゃ陽性にしたベジャールの『アダージェット』」ていう感じですかねー。
論より証拠、ようつべに動画がありますのでどうぞ。
なんていうか、「どうしてこうなった」感を楽しむ作品なんですかね。
イケメン男子の使い方としてひじょーに間違ってる気が(笑)。
無駄にイケメン&ナイスバルク。プルシェンコのことが連想されてなりませんでした。
関西でやったら会場に笑いが起きたと思うんだけどな~。
個人的にはジルが演じてるところが見てみたい気がしますが、見なくても予想はつきそうな気も。
○「アザー・ダンス」
当初キャストだったフォーゲルくんでも同じだったとは思いますが(リハで首を痛めてキャスト変更)、
釣り合い的に「デュポン様とお付きの若者」という絵でしたね(笑)。
しかしデュポン様はお美しかったです。
当初キャストだったフォーゲルくんでも同じだったとは思いますが(リハで首を痛めてキャスト変更)、
釣り合い的に「デュポン様とお付きの若者」という絵でしたね(笑)。
しかしデュポン様はお美しかったです。
【第2部】
○「マリー・アントワネット」
ルテステュとバナが、恐ろしく倒錯的な空間を作り出していました(笑)。バナの趣味でしょうか。
なんつーか、こっちの方が「ひとときの炎を燃やす」というのがピタッと来る感じ。
「(自分の)世界がもうじき終わる」と思ったら、やっぱどうでもよくなるんですかね…とか思ったり。
それにしても、謎のスケスケナイロン衣装でした。
下着の上にレインコートを羽織って踊ってるみたい。
○「マリー・アントワネット」
ルテステュとバナが、恐ろしく倒錯的な空間を作り出していました(笑)。バナの趣味でしょうか。
なんつーか、こっちの方が「ひとときの炎を燃やす」というのがピタッと来る感じ。
「(自分の)世界がもうじき終わる」と思ったら、やっぱどうでもよくなるんですかね…とか思ったり。
それにしても、謎のスケスケナイロン衣装でした。
下着の上にレインコートを羽織って踊ってるみたい。
○「ハロ」
「そうですか」という一言。すんません。
「そうですか」という一言。すんません。
○「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」
「高岸さんは水香ちゃんの取説を持ってるんだなあ」としみじみ。
上野さんがのびのび踊ってる感じが非常によろしかったです。
キャスト替わりでかえって良かったんじゃないのかな~。
(本来のパートナーはホールバーグくん)
「高岸さんは水香ちゃんの取説を持ってるんだなあ」としみじみ。
上野さんがのびのび踊ってる感じが非常によろしかったです。
キャスト替わりでかえって良かったんじゃないのかな~。
(本来のパートナーはホールバーグくん)