芸術文化センター管弦楽団第21回名曲コンサート@兵庫芸術文化センター管弦楽団。

芸術文化センター管弦楽団第21回名曲コンサート@兵庫県立芸術文化センター

指揮:宮本文昭
ヴァイオリン:松山冴花
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチョーソ
サラサーテカルメン幻想曲
ブラームス交響曲第1番
(アンコール モーツァルト:デイベルティメントKV138 ヘ長調  第一楽章)


というわけで、久々にオケ単体のコンサートです(ヴァイオリンソロが入ってますけど)。
曲目は見ての通りの名曲コンサートです。
いいんですよ、別にクラシック音楽に詳しいわけじゃなし。
とにかく久しぶりにブラームスの1番を生オケで聴きたかったんです。
あと、「PACは結局どんな感じのオケなのか?」というのは、前から気になっていたので。

感想としては、「なんか妙に指揮者とコンマスが通じ合ってる感じのコンサートだなー」と。
もちろんいいことなんですよ。
指揮者の宮本文昭さんは、オーボエ奏者から転身なさった方だそうで、
「のだめ」の茂木大輔さんと同じパターンだなーと思っていたら、
調べてみたらテレマンの延原武春さんもそうなんですね。そういえば確かに。
指揮は熱演で見た目にも楽しかったです。足の曲げ具合が謎。
なんていうか、「アキレス腱を伸ばす運動」な感じのポーズなんですよね、基本。
あれは入れ込みぶりのなせる技なのであろうか。

んで、ブラ1は「コンマスがんばれ!」(ソロが多い…と今日気が付いた)な曲なんですが、
頑張ってはりましたよ~。これまた熱演でした。

というわけで、「やっぱええ曲や…」としみじみしてきました。
ベートーベンの『第九』の影響が強い曲なだけに、やっぱり陰鬱な調子から始まって、
第二・第三楽章とだんだん穏やかな美しい曲調になって、
第四楽章で高らかに長調になって晴れ晴れします。
というわけで、とってもいい気分です。ああすっきり。

前半はなんといっても『カルメン幻想曲』ですが、
「やっぱスゲーなビゼー」という感じでした。
いっぺんオペラ版を全曲生で観てみたいんですけどねー、オペラはとにかくお高いからなあ。

ということで、あっさりした感想でした。ちゃちゃん♪