二段への長い道(その1)。

前回の続きです。
そんなわけで、18年前に初段を取ってからずーっとそのままだったのですが、
なぜ二段を目指そうかと思ったかというと。
二段への昇段も同様に、
 1将棋会館の道場で認定してもらう。
 2専門誌や新聞の認定テストに応募する。
のどちらかでできるんですが、まあ正直なところ、2で昇段するのは簡単なんですよ。
今でも4問中3問なら正解できますし。
とはいうものの、それだと言うなれば「ペーパー二段」みたいなもので、
ほんとに二段の実力あるの?ということになるわけです。

が、1の方はかなりハードルが高くて、たとえば関西将棋会館の場合
初段から二段への昇段規程は9連勝か12勝2敗です。
手合いでは基本的に二段から一級、まれに三段や二級(この場合は香落ちのハンディ戦)と
対局するのですが、実力的には拮抗しているわけで、
その中で9連勝しろと言われてもなかなかにしんどい。
しかも、一度会館に行ったとして、そのときの勝敗が持ち越されるのは2ヶ月間だけで、
それ以上経つと成績はリセットされて、一から再スタートになります。

現実には会館に行くのは年に二・三回程度で、そうするとどうにもこうにも昇段は無理なのですが、
去年の九月に行ったときにやけに調子が良くて、2連勝・3勝1敗・5勝2敗という星が残ったので、
せっかくだから星を伸ばしてみようかなあ、と思ったのがことの始まりです。
で、きっちり(?)2カ月おきに会館に行って対局した結果が以下の通り。
イメージ 1

全部並べると○○●○●○○|○●●○○○|○○○●|○○○●●○●○←今ここ

いいところ取りで9勝1敗の勝率9割、トータルで17勝8敗ですが、
これでは昇段させてもらえません。キビシー!

というわけで、現時点で1連勝・2勝1敗というあってもなくても大差ない星で、
仮に昇段できたとしてもずいぶん先の話ですが、
まあせっかくだし、自分の覚え書き的に勝敗の記録を残しておこうかなあ、ということです。
とはいうものの、次に行くとしたらGW頃ですけど、
そもそもその時期に行く余裕があるのかどうかは、はなはだアヤシイ(苦笑)。