全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会@近江神宮。

夏の高校野球は現在各都道府県の予選が進行中ですが、
この週末は滋賀県大津市近江神宮で、競技かるたの甲子園とも言うべき
「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」が開催中です。
今日が団体戦で、明日は個人戦なのですが、団体戦を観戦してきました。
前から興味はあったんですが、最近合唱団で知り合ったお友達が競技かるたの読手(どくしゅ)をしている方で、
せっかく誘ってもらったので、仕事の合間に予定をねじ込んで見てきました。

感想は、とにかく面白かったです!
3時半くらいに会場に着くと、ちょうど準々決勝が始まるところだったのですが、
目の前で試合をしていた暁星(東京)の強いことと言ったら。
団体戦は1チーム5人が出場するのですが、早々に5-0で圧勝。
これはこのチームが本命なのかなーと思って見ていたら、やっぱりどうもそうだったようで、
10年前に同じく対戦したお友達曰く「やらしいくらい強いです」。
ここでの「やらしい」は関西弁で、イメージとしてはノムさんの野球を思い浮かべていただければよろしいかと。
そして特筆すべきことに、非常にイケメンの子が多かったです(笑)。※男子校です。

で、準決勝が暁星×富士(静岡)、鶴丸(鹿児島)×武生(福井)だったんですが、これがまた面白かったです。
どちらも2-2で最後に残った対戦で勝敗が決するという大熱戦だったんですが、
暁星が6回優勝・4連覇中なのに対し、富士は12回の優勝を誇る強豪だったと帰ってきてから知って、
なるほど道理で、と納得しました。
そして鶴丸×武生は、武生有利から鶴丸が粘って、最後は双方1枚を残した状況から鶴丸が取って逆転勝ち。
勝戦も熱い戦いが続きましたが、最後は暁星が競り合いを制して5-0で勝利。

公式戦を初めて生で観戦したんですけど、これは本当に体育会系の競技ですね。
特に、団体戦だからお互い声を掛け合っていたので、なおさらそう思ったんですかねー。
緊迫感がすごくて、見ていてドキドキしました。
自分でもちょっとやってみたくなりましたけど、
やっぱりこういうのは小学生の時に覚えてしまうのが一番でしょうね(笑)。
小学生時代に百人一首に触れる機会がなかったのを、結構真剣に後悔してます。