「トップランナー」の首藤先生に激萌え。

まだまだ脱力中のヒナです。
いや~、さすがに気が抜けちゃって…まあ、しばらくはのんびりしながら自分の研究のことを考えるとします。

で、昨日・今日と先週色々と撮り溜めていたビデオのチェックなんかをしてました。
感想なんぞをちょろちょろと書いていこうかと思います。
まずは、日曜日にNHK教育でトップランナースペシャルとしてやっていた、
首藤康之さんによる夏の「ボーイズクラス」レッスンの密着取材から。
いやー、ファンとしては激しく萌える映像満載でした(笑)。
そもそも、イントロの映像で「ボレロ」と「M」の映像が出てきたのがまず凄い。

んで、そのあとは「首藤先生」のレッスン映像と、合間にインタビュー映像。
これがまたいいです。すごくいいです。
初級と上級のレッスンが中心で構成されてましたが(中級は焦点が当てにくいんでしょうね)、
初級での首藤さんは、先生というよりNHKの「うたのおにいさん」状態でした(笑)。
かと思うと、上級の時の首藤さんは、スポコンもののコーチみたい。
(「熱血スポコン」ではなくて「さわやかスポコン」ですかね。相違点は汗臭さの有無)
「みんなここまで昇って来い!!」みたいな。
特に、『ドン・キホーテ』のグラン・ジュテ・アン・トゥールナン
(男性のソロが回転しながらステージ上で大きく輪を描くやつです…説明あってる?)のレッスン中に、
縮こまってる少年たちに業を煮やして、椅子を四隅に置いて「これより中に入っちゃダメ!」とやるとこと、
実際に自分でやって見せちゃうところが最高でした。
いやー、あれは受講生はシビレたろうなあ。
トップダンサーの演技を目の前で生で見るなんて最高に贅沢なレッスンですよね。
あと、先生って、時には生徒相手に「どーだっ!!」て見得を切るのも大事ですよね。
先生というか、先輩ダンサーとしてのいい意味での「かまし」を見た気がしました。
全般に、首藤さん・参加者双方の、生き生きとして楽しそうな表情がすごく印象的な番組でした。

首藤さんがこの「ボーイズクラス」をやりたいと思ったのは、
きっと自分が子供のころにこういう機会が一番欲しかったんでしょうね。
世界的なトップダンサーの技術を間近に見て、レッスンを受ける機会と、
バレエのレッスンを受ける同年代・同性の仲間を知る機会とが。
必要な時に必要なものが適切に与えられることほど、教育として最適な環境はないわけで。
トップダンサーとして教える側に直接的なメリットはあまりないと思うのですが、
それでもこれをやろうとする首藤さんも素晴らしいし、
それに協力する東京バレエ団もほんとにすごいと思います。
何だかますますファンになってしまいました。
水曜日の夜に再放送があるようなので、バレエファンで未見の方はぜひどうぞ。

…バレエの間を独立した書庫にした方がいいのかな??