決着はしたけれど。

BNC移転問題につき、ご協力下さったみなさま、どうもありがとうございました。
「理系のバックナンバーセンター雑誌に限って移転する案を提出し直す」ということで、
とりあえずの方向性は決まりつつあるようです。
http://blog.livedoor.jp/saveourlibrary/archives/2005-12.html#20051202

「BNC移転反対!のブログ(http://blog.livedoor.jp/saveourlibrary/)をご覧になった方は
お分かりかと思いますが、このブログのえらい荒れっぷりからわかるように、
好き好んで「内ゲバ」をやらかしたいお方々がうちの大学にはいらっしゃるようです。
だいたいどんなトラブルでも、震源地はおおむね学内の運動団体ですが…。
「小異を捨てて大同に着こう」って説いても、この人たちには無益なのでしょうね。
だいたい、世話人その他でちゃんと表に立って活動している人たちを匿名で攻撃して、
この人たちは恥ずかしくないんだろうか?と思ってしまいます。

それはそれとして、確かに方向性が「文系の院生の研究環境を守れ」というように見えるものに
なってしまったのは反省材料かもしれません。
もちろんそのことは私個人にとっても大問題なのですが。
やはりことの根本は「図書館の機能をどう考え、それをよりよいものにするためにはどうするべきか」
ということにあるはずなのですが、総長の回答にもそういったことは盛り込まれていないし、
(つか、これって完全に図書館機構事務局に丸投げしてるだけだし)
図書館の側からも見えてこない。学生の側からも、そういった働きかけがこれまでなかったことも事実。
だからこそ、今回の問題についての議論も、情報が全く表に出ていなかったからということもありますが、
大学全体の問題として広い範囲の学生に考えられていた様子はありません。
せっかくの機会なので、こうしたことについてはもっと議論を深めていければ良いのではないかと思います。

というわけで、とりあえずは新たな問題が発生しない限り、
この件についての記事はこれで打ち止め、ということになります。
「便りがないのはいい便り」ということで。
もっとも、「理系雑誌とそれ以外をどうやって分類するの?」とか、
(多分現実的には別置になってる工学部雑誌だけ移転させるのかな)
ニュートンとかネイチャーみたいな一般性の強い雑誌まで桂に行くの?」とか、
「そもそもこの案で解決になるの?やっぱり全部本部キャンパスに置いとくべきでは?」とか、
(私個人としてはこういう気持ちも強い)
いろいろ火種がありそうな気がしないでもないのですが。

最後にもう一度、ご協力いただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました!