フィギュアスケート大百科 ～華麗なる氷上の舞のすべて～
全日本も終わって、トリノへ向けての小休止ですが、安藤さんがフリーのプログラムを変えたり、
荒川さんがショートのプログラムを変えたりと、色々と情報は駆け巡っております。
荒川さんは意欲的だなー。全日本で大幅に振付を変えてたフリーもさらに変えるみたいだし。
本番までさらにどこまで上積みしてくるのかが楽しみ。
安藤さんは、プログラム自体が悪いというより、ミスマッチだったんでしょうね。
まだ踊りこなせないというか。あれをしっとりとこなせるようになれば、
間違いなく一皮むけると思うんですが、トリノまでに間に合わないと踏んだってことか。
相当なギャンブルですね、戦略的にミスでしたと認めたような感じ。
これで本番までに間に合うかどうか…恩田さんの成功例もあるし、頑張っていただきたいものです。
さて、その全日本の感想もまだ書き上げていないのに、という感じですが、
（年越しちゃったよ…まあ速報性なんて気にしてないからいいけど）
２日にＢＳで放送された「フィギュアスケート大百科 ～華麗なる氷上の舞のすべて～」の感想を。
年末にハイビジョンで放送された番組の再放送ですね。
正直、ぜーんぜん期待してなかったんですけど、見てビックリ。
すごいよー、ＮＨＫ。こんな番組作れるんじゃん。サスガ。
内容は、アルファベットごとにキーワードを設定してその紹介をしていくというもの。
内訳は
Ａアクセル Ｂビールマン Ｃコスチューム Ｄデザイン Ｅエッジ Ｆ５回転 Ｇ金メダル
Ｈ最高得点 Ｉアイドル Ｊ採点方法 Ｋキスアンドクライ Ｌリフト Ｍミュージック
Ｎ野辺山 Ｏオタク Ｐペア Ｑ女王 Ｒリンク Ｓシンクロ Ｔ技 Ｕ独創性 Ｖ目が回る
Ｗ決め技 Ｘ禁止技 Ｙヤグディン Ｚズームイン
ネタとしか思えないオタクとか５回転はまあともかくとして、
真面目に技の解説をするアクセル（各種ジャンプ）・ビールマン（スピン）・リフトや、
かなりコアな解説をするエッジ・禁止技（ボナリーのバク宙やキャンデロロスピン問題）、
個別のスケーターを取り上げる最高得点（いわずと知れたサラエボのトービル＆ディーン）・
女王（もちろんカタリナ・ビット）・ヤグディンなど、かなり盛り沢山な内容。
それと、スケートリンクの氷の張り方、回転で目が回らないメカニズムなど、「へぇ」的な内容まで。
初心者でも初心者じゃなくても十二分に楽しめる内容だったと思います。
でもって、かなりのお宝映像満載でツボを刺激されまくりでした。
ペギー・フレミング、クリスティ・ヤマグチ、イリヤ・クーリック、ジャネット・リンといった有名スケーターにはじまり、
ボーン＆クラッツのステップ、フーザルポリ＆マルガリオの小粋なエキシビジョン、
ベレズナヤ＆シハルリドゼの名作「ライムライト」、アニシナ＆ペーゼラの逆リフト…などなど。
中でも、マニアにたまらんかったのは、
○プルシェンコの「ボレロ」
これをはじめてみたときにはめちゃめちゃ感動しました。部分とはいえ映像が手に入って本望です。
○デニス・ビールマンの元祖ビールマンスピン
これは前からいっぺん見てみたかったんですよね。さすがに上手くてキレイでした。
○イリヤ・クリムキンの変形イーグル、左右逆回転の連続キャメルスピン→ジャンプ
こんなマニアックな映像を流してくれるとは…
日本中にどれだけ彼のファンがいるのか知りませんが、とりあえず私は狂喜乱舞しました（笑）。
ヤグディン・プルシェンコ・アブトと強烈に選手層が厚かったロシア男子黄金時代の名脇役。
４回転さえ成功すれば一発上位に食い込んでくるタイプのスケーターでした。
ＮＨＫ杯で本田君に勝った時の演技が忘れられないです。
○ヤグディン対プルシェンコ 宿命の対決！
２００２年ソルトレイクでのヤグディン圧勝で幕を閉じる二人の対決ですが、
あえてその前年のＧＰファイナルの映像を持ってきたところが素晴らしい。
この年のヤグディンの「グラディエーター」、プルシェンコの「ボレロ」「黒い瞳」も良かったもんなあ。
○キャンデロロのエキシビション
彼のエキシビションは長野五輪の時の大暴走（笑）が有名ですが、
今回はなんと９４年リレハンメルと９７年ＮＨＫ杯のエキシビション。
９４年のは上半身素っ裸で踊るやつです。
これ、映像的には覚えてたんですけど、演じてたのはキャンデロロだったのか…。納得（笑）。
９７年ＮＨＫ杯も三銃士ですが、長野に負けず劣らずの暴走ぶり。
柵を乗り越えて、和服のお姉ちゃんにごろごろにゃんて…
あんた自分のやりたいことやってるだけやん！（笑）でも、好きだなー。
彼の「三銃士」は、ソルトレークでのヤグディンの「仮面の男」に受け継がれたんですよね。
ある意味、男子フィギュア界に革命を起こした人だと思います。
○トービル＆ディーン「ボレロ」
あの伝説の「６．０」の演技を大部分（３分強！）流すとは。素晴らしい。
でも、せっかくだからあと１分ぐらいちゃんと入れて、ノーカットで流して欲しかった。
そしたら１００点満点をあげたのに。評点は８５点てとこかなあ。
同じくヨーロッパ選手権で６．０だった時の映像は、ビデオで持ってるんですけど、
サラエボの方の映像を見るのはこれが初めてでした。
うーん、ノーカット版が欲しいぞな。
アラを探せば、ペアの有力選手紹介がなぜかペトロワ＆ティホノフだったり
（ロシアのエースはやっぱトットミアニナ＆マリニンだろう。
やたらとＰ＆Ｔの映像が多かったけど、製作に誰かファンがいるのかな？）
ソルトレークの採点疑惑がまるで確定した事実のように扱われていたり、など
突っ込みどころがなかったわけではないと思いますけど、でもいい番組でした。
これ、地上波ではやらないのかな？もったいない。やればいいのに。
あ、八木沼じゅんじゅんがジャンプの実演をやってましたが、非常にかわいかったです。
黒セーター＆黒ストレッチパンツ姿が個人的にはツボ。（そんなことは誰も聞いていない）
荒川さんがショートのプログラムを変えたりと、色々と情報は駆け巡っております。
荒川さんは意欲的だなー。全日本で大幅に振付を変えてたフリーもさらに変えるみたいだし。
本番までさらにどこまで上積みしてくるのかが楽しみ。
安藤さんは、プログラム自体が悪いというより、ミスマッチだったんでしょうね。
まだ踊りこなせないというか。あれをしっとりとこなせるようになれば、
間違いなく一皮むけると思うんですが、トリノまでに間に合わないと踏んだってことか。
相当なギャンブルですね、戦略的にミスでしたと認めたような感じ。
これで本番までに間に合うかどうか…恩田さんの成功例もあるし、頑張っていただきたいものです。
さて、その全日本の感想もまだ書き上げていないのに、という感じですが、
（年越しちゃったよ…まあ速報性なんて気にしてないからいいけど）
２日にＢＳで放送された「フィギュアスケート大百科 ～華麗なる氷上の舞のすべて～」の感想を。
年末にハイビジョンで放送された番組の再放送ですね。
正直、ぜーんぜん期待してなかったんですけど、見てビックリ。
すごいよー、ＮＨＫ。こんな番組作れるんじゃん。サスガ。
内容は、アルファベットごとにキーワードを設定してその紹介をしていくというもの。
内訳は
Ａアクセル Ｂビールマン Ｃコスチューム Ｄデザイン Ｅエッジ Ｆ５回転 Ｇ金メダル
Ｈ最高得点 Ｉアイドル Ｊ採点方法 Ｋキスアンドクライ Ｌリフト Ｍミュージック
Ｎ野辺山 Ｏオタク Ｐペア Ｑ女王 Ｒリンク Ｓシンクロ Ｔ技 Ｕ独創性 Ｖ目が回る
Ｗ決め技 Ｘ禁止技 Ｙヤグディン Ｚズームイン
ネタとしか思えないオタクとか５回転はまあともかくとして、
真面目に技の解説をするアクセル（各種ジャンプ）・ビールマン（スピン）・リフトや、
かなりコアな解説をするエッジ・禁止技（ボナリーのバク宙やキャンデロロスピン問題）、
個別のスケーターを取り上げる最高得点（いわずと知れたサラエボのトービル＆ディーン）・
女王（もちろんカタリナ・ビット）・ヤグディンなど、かなり盛り沢山な内容。
それと、スケートリンクの氷の張り方、回転で目が回らないメカニズムなど、「へぇ」的な内容まで。
初心者でも初心者じゃなくても十二分に楽しめる内容だったと思います。
でもって、かなりのお宝映像満載でツボを刺激されまくりでした。
ペギー・フレミング、クリスティ・ヤマグチ、イリヤ・クーリック、ジャネット・リンといった有名スケーターにはじまり、
ボーン＆クラッツのステップ、フーザルポリ＆マルガリオの小粋なエキシビジョン、
ベレズナヤ＆シハルリドゼの名作「ライムライト」、アニシナ＆ペーゼラの逆リフト…などなど。
中でも、マニアにたまらんかったのは、
○プルシェンコの「ボレロ」
これをはじめてみたときにはめちゃめちゃ感動しました。部分とはいえ映像が手に入って本望です。
○デニス・ビールマンの元祖ビールマンスピン
これは前からいっぺん見てみたかったんですよね。さすがに上手くてキレイでした。
○イリヤ・クリムキンの変形イーグル、左右逆回転の連続キャメルスピン→ジャンプ
こんなマニアックな映像を流してくれるとは…
日本中にどれだけ彼のファンがいるのか知りませんが、とりあえず私は狂喜乱舞しました（笑）。
ヤグディン・プルシェンコ・アブトと強烈に選手層が厚かったロシア男子黄金時代の名脇役。
４回転さえ成功すれば一発上位に食い込んでくるタイプのスケーターでした。
ＮＨＫ杯で本田君に勝った時の演技が忘れられないです。
○ヤグディン対プルシェンコ 宿命の対決！
２００２年ソルトレイクでのヤグディン圧勝で幕を閉じる二人の対決ですが、
あえてその前年のＧＰファイナルの映像を持ってきたところが素晴らしい。
この年のヤグディンの「グラディエーター」、プルシェンコの「ボレロ」「黒い瞳」も良かったもんなあ。
○キャンデロロのエキシビション
彼のエキシビションは長野五輪の時の大暴走（笑）が有名ですが、
今回はなんと９４年リレハンメルと９７年ＮＨＫ杯のエキシビション。
９４年のは上半身素っ裸で踊るやつです。
これ、映像的には覚えてたんですけど、演じてたのはキャンデロロだったのか…。納得（笑）。
９７年ＮＨＫ杯も三銃士ですが、長野に負けず劣らずの暴走ぶり。
柵を乗り越えて、和服のお姉ちゃんにごろごろにゃんて…
あんた自分のやりたいことやってるだけやん！（笑）でも、好きだなー。
彼の「三銃士」は、ソルトレークでのヤグディンの「仮面の男」に受け継がれたんですよね。
ある意味、男子フィギュア界に革命を起こした人だと思います。
○トービル＆ディーン「ボレロ」
あの伝説の「６．０」の演技を大部分（３分強！）流すとは。素晴らしい。
でも、せっかくだからあと１分ぐらいちゃんと入れて、ノーカットで流して欲しかった。
そしたら１００点満点をあげたのに。評点は８５点てとこかなあ。
同じくヨーロッパ選手権で６．０だった時の映像は、ビデオで持ってるんですけど、
サラエボの方の映像を見るのはこれが初めてでした。
うーん、ノーカット版が欲しいぞな。
アラを探せば、ペアの有力選手紹介がなぜかペトロワ＆ティホノフだったり
（ロシアのエースはやっぱトットミアニナ＆マリニンだろう。
やたらとＰ＆Ｔの映像が多かったけど、製作に誰かファンがいるのかな？）
ソルトレークの採点疑惑がまるで確定した事実のように扱われていたり、など
突っ込みどころがなかったわけではないと思いますけど、でもいい番組でした。
これ、地上波ではやらないのかな？もったいない。やればいいのに。
あ、八木沼じゅんじゅんがジャンプの実演をやってましたが、非常にかわいかったです。
黒セーター＆黒ストレッチパンツ姿が個人的にはツボ。（そんなことは誰も聞いていない）
