車に注連縄。

今日は八坂神社に初詣に行ってきました。
おみくじは末吉…つか、書いてある内容はどこが吉なんだ(末吉だって吉は吉だろう)っていうくらい
よろしくなかったんですけどー。
まあ、いろんな人が書いてた絵馬を見ると、「凶なんて信じないぞー」っていうのが
結構あったので、きっと凶よりはマシなんでしょう。
神社に行って人の書いた絵馬を読むのは大好きです。結構生々しいこと書いてる人がいて楽しい(笑)。
北野天満宮に行ってくじを引いた後輩は、「半凶」というのを引いたそうですが。
そんなの初めて聞いたぞ。これもやっぱ凶よりはマシってことなんですかねえ?
とりあえず、縁日の露店で五平餅とベビーカステラとから揚げとフランクフルトとすじ煮込みを食べて
満たされたから、おみくじのことはもうどうでもいいです(笑)。
(ちなみに、上は食べた順で書いてます。露天ですじ煮込みって珍しいですよね。)

さて、年始の光景で、子供のころと様変わりしたよなーと思ったことをひとつ。
注連縄を着けてる車って、最近見なくなったと思いませんか?
私が中学生だった頃(15年ほど前)まで、正月になるとわりと普通に
注連縄が車の前のところに着いてたと思うんですけど、最近これって全然見ませんよね。
そもそも、どういう経緯で車に注連縄を飾るようになったのかも疑問なのですが。
まあ、家の玄関でも注連縄を飾る家は減ったからなー。
どんと焼き(←左義長のことを、うちの地域ではこう呼ぶ)も、最近はやってるのかなあ。
昔はあれでちゃんとお餅を焼いて食べてたんですけど。

あと、お正月の三が日に開いてるお店って格段に増えましたよね。
昔は初詣とかに行っても、ご飯を食べたり暖を取るところがなくて苦労したもんですが。
コンビニの増大は当然のこととして、最近はまず、デパート・百貨店・スーパーの初売りが早い。
でもって、飲食店も結構開いている。今日なんかも、八坂さんからの道々見ていると、
祇園小石とか都路里とか、普通に開いてましたからね。
都路里はすごい行列でした。あの寒い中わざわざ並んで抹茶パフェを食べる人の気が知れません(苦笑)。
鍵善がお休みなのを見ると、なんだか逆にホッとします。
老舗さんは正月ぐらいゆっくりお休みして下さいな、と思ってしまって。
あと、四条河原町の北東角の占い師さんは、今日も営業してました。
そして、今日もちゃんと並んで待ってる人がいた(笑)。さすがは「京都の母」、繁盛してますな。

逆に、昔からちゃんとお正月にも開いているお店といえば、何と言ってもおもちゃ屋さんでしょう。
お年玉をもらったお子様はお得意様ですからね~。

サービスを享受する立場としては、お正月にも開いてるお店というのは非常にありがたいのですが、
年末年始関係なく仕事というのは、働く側に回るのは辛い気がするなあ。
もっとも、塾の先生というのも、実は年明け早くから動いている職業の一つなのですが。
うちの塾でも、私はバイトなので12月29日~1月3日が休みですが、
常勤の方は29日・3日は出勤されてます。大変。

あと、凧揚げとコマ回しをしてる子供は減りましたね。
私ぐらいの年齢が、これで遊んだことがある最後の世代になるんじゃなかろうか?
確か私が小学生の時に、いわゆるスポーツカイト(三角形に近い形で、両翼の先端に糸が二本ついている
アメリカ式の凧)が登場しましたが、あんなもの最近全然見ないもんなあ。
私にしてみたところで、連凧・和凧なんかは現物を見たことがないです。
この辺の遊びは、そのうち無形文化財扱いになったりするのかな。
いまどきの子供は、ベーゴマとかメンコとかも遊んだことがないんだろうな。
他にも、缶蹴りとかゴムとびとか。

最後はなんだか個人的ノスタルジーの世界になってしまいましたが、お正月雑感でした。
どなたか注連縄をつけて走っている車を見かけたら、コメント欄にご一報を!(笑)