トリノ五輪予想(アイスダンス)。

さてさてお待ちかね、いよいよ明日が開会式。

で、予想第二弾、アイスダンス編です。
これが難しいんだよなー。投機的要素が大きいというか(笑)。
大本命はナフカ&コストマノフってことで衆目の一致するところだと思うのです。
問題は、2位以下がどうなるかわからないこと。
国籍問題で今大会は出場できないと思われていたベルビン&アゴストが出られるようになったこと、
マチュア復帰したドロビアズコ&ヴァナガスのヨーロッパ選手権での成績が予想以上に良かったこと、
の2つが主たる要因。これで一気に順位が読めなくなりました。

というわけで、以下予想。

金メダル:ナフカ&コストマノフ
技術も高い、雰囲気作りもうまい、安定している、と三拍子揃っているので、
他に予想はしづらいといった感じ。
個人的に少し気になるのは、FDのカルメンが曲の割りに演技の盛り上がりに欠けること。
なんちゅうか、最初っから最後まで割と一本調子で、メリハリが少しかける感じ。
まあこのペアの場合、難しいことをあっさりとやってのけてしまうから、というのもありますが。

銀メダル:ベルビン&アゴスト
若さの勢いを感じる、メリハリの効いた切れのある動きが魅力の二人。
ナフカ&コストマノフもベルビン&アゴストもすごくうまいんですけど、雰囲気としては対極。
ダンスのことはよくわからないのですが、
ヨーロピアンスタイルとコンチネンタルスタイルの違いみたいなもんなんですかね。
ナフカ&コストマノフの方がどちらかというとノーブルさ重視で、
ベルビン&アゴストがスピード感重視。
ナフカ&コストマノフに勝てるとしたら、このペアだけだと思います。
出場が決まってほんとによかった。
勢いで金メダル!の目も十分あると思うのですが、
それよりは、今回銀メダルでバンクーバーで金メダルの方が長期的には良さそうだし、
長く楽しめていいかなあということで、銀メダル予想。

銅メダル:ドロビアズコ&ヴァナガス
これはねえ、ほんとわかりません(苦笑)。
予想というよりは期待を込めてこうしました。
小国出身で苦労しながらも頑張ってきた二人ですもの、
ファンとしては最後にメダルを取ってほしいです、やっぱ。
ヨーロッパ選手権の映像を見てないのですが、点数を見る限りではひょっとするとひょっとするかも。

他にメダルに手が届きそうなのは、デンコワ&スタビスキー、グルシナ&ゴンチャロフ
デロベル&シェーンフェルダーぐらいまでかなあ。
チャイト&サフノフスキー、ローゾン&デュブレイユあたりはちょっとしんどいか。
デンコワ&スタビスキー、グルシナ&ゴンチャロフは、今回も「なんちゃってオリエンタリズム」を
炸裂させてくれるのでしょうか(笑)。個人的にはけっこー好きなんですけど。
デンコワ&スタビスキーは、NHK杯を見る限りではしんどそうだったなー。どの程度回復してるか。
チャイト&サフノフスキーの「ボレロ」は、振付自体は悪くないんだけど、
最初から音量とテンポが高すぎて、盛り上がりに欠ける感じでちともったいない。
ローゾン&デュブレイユは、NHK杯ではデンコワ&スタビスキーと格が逆に見えるくらい良かったです。
GPファイナルでも3位になりましたし、このペアにも有終の美を飾って欲しいところ。
あと、フーザル ポリ&マルガリオ復活にはビックリしましたが、
さすがに上位に食い込むのは難しいかなー?
むしろエキシビションで楽しませてくれそうな感じ(地元1位になればエキシビには出られるはず)。