学会運営

今日はあれこれ飛び回っていて、学会の案内の発送作業→研究会(『吾妻鏡』の輪読)
→学会の打ち合わせ→学会の企画の勉強会というメニュー。
まあ大学院生の一日としては充実していたと言えましょう。

今日の予定のほとんどは、某学会の研究委員をしているために降ってきたものです。
学会運営というのは、基本的に大学院生の労働力の上に成り立っていますが、
まあそれはある程度仕方のないことでしょう。
学会というのは基本的に互助会みたいなもので、
誰かがやらないといけないことを分担してるわけですから。
(必要以上の余計なことはまっぴらごめん)
もちろん雑務もありますが、まああんまり苦にならないタイプなので、それは適当にこなしてます。
ある程度はやりたいようにやってるんで、かなり楽しめているクチです。

問題は、二年の任期もあと半年を切ったのに、後任が見つからないこと。かなり困ってます。
身の振り方が決まってないODは、自分のことで手一杯。
過去に総務委員をやった人は「もうごめんだ」という態度。
僕だって自分の先の見通しが立たないで途方にくれてるんですけど…。

日本史という業界自体が万年構造不況なわけで、その中で回していくにしたって、限界があります。
学界のお偉いさんには、ささやかでもいいからせめて何か委員をする「うま味」というものを
工夫してもらいたいものです。
委員をすると学振が当たりやすくなったりしたら、一気に買い手市場になると思うんですけど…
まあ無理だよなぁ。