アルスラーン戦記12「暗黒神殿」。

イメージ 1

さっそく読みました、「アル戦」最新刊。
表紙を飾っているのはイスファーン+狼二匹。こういうのも珍しいですね。
10巻でトゥースが美人3姉妹をゲットして以降、
随分と脇役キャラの存在感が大きくなってきた本シリーズですが、
今回もイスファーン・グラーゼといったあたりにスポットが当たっております。
ストーリー的にもだいぶ転がり始めて、いよいよ大団円近し、といった感じです。
「だからって、ヒルメスのあまりの急展開はちょっとやり過ぎちゃいます?」
という気がせんでもないですが(苦笑)。
まあでも良かったですね、思ったより早く彼女と一緒になれて(笑)。
でも、個人的に一番見てて楽しい女性はパリザードですけど。
こういう生活力にあふれた人といると楽しそうじゃないですか。

作者の気持ちを推し量ってみるに、
「久しぶりに昔の作品に戻ってきたら、キャラを動かすのがことのほか楽しかった」
という気分なんじゃないのかなーと。
なんというか、昔懐かしのゲームを引っ張り出してきて楽しんでるような。
この調子で一気に最後まで…と思う反面、
この手のゲーマーって気が変わりやすいんだよな~、という警戒感も。
とりあえず、そういう点で信用の置けない作者ではあります(苦笑)。
それにしても、ナルサスエラム(とアルスラーン)は、つくづくヤンとユリアンですね。
アルスラーンの十六翼将、最終巻では何人生き残っているでしょうか?
当初予定通りなら、あと2巻で完結のはずですね。楽しみです。