「ルグリと輝ける仲間たち」@ゆうぽうと簡易保険ホール。

「ルグリと輝ける仲間たち」@ゆうぽうと簡易保険ホール 8月11日

(第一部)
「タランテラ」メラニー・ユレル、アクセル・イボ

アベルはかつて…」グレゴリー・ドミニャック、ステファン・ビュヨン

ドニゼッティ - パ・ド・ドゥ」(初演)ドロテ・ジルベールマチュー・ガニオ

「オネーギン」モニク・ルディエール、マニュエル・ルグリ

(第二部)
「ビフォア・ナイトフォール」
第1パ・ド・ドゥ:メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
第2パ・ド・ドゥ:エレオノーラ・アバニャート、ステファン・ビュヨン
第3パ・ド・ドゥ:ドロテ・ジルベール、オドリック・ベザール
3組のカップル:シャルリーヌ・ジザンダネ-アクセル・イボ、ローラ・エッケ-グレゴリー・ドミニャック、マチルド・フルステー-マルク・モロー、

「牧神の午後」バンジャマン・ペッシュ

(第三部)
「ジュエルズ」より“ダイヤモンド” ローラ・エッケ、オドリック・ベザール

「ドリーブ組曲」ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン

「さすらう若者の歌」ローラン・イレール、マニュエル・ルグリ


この日は本公演に先立って、クラスレッスンの公開も行われました。
チケットと一緒にその招待ハガキも譲ってもらえたので、レッスン初見学。
これがまた面白かったです。

最初はまずバーレッスンなわけですが、
なんかこう、足のポジションの確認しながら腰を落としていくのは画的に四股みたい。
股割りやってるとこなんかを見るとなおさら(笑)。
足を振り上げていくところなんかを見ていると、その柔軟性なんかにも驚かされるわけですが、
他にも人間の体の重心てこんな風に移動するのか、とか、バランスはああやって取るのか、とか、
なかなか興味深かったです。
うーん、いつか自分でバーレッスン受けてみたいなあ。
180度開脚とかできたらステキだと思いません?(そうでもないか…)

さてその後はバーが引っ込んで、いろんな振りのレッスン。
先生がいろいろと振りのバリエーションを即興で組み立てるんだけど、
若手は時々「先生、よく分かりませ~ん!」状態。
で、うしろで先輩方がクスクス笑ってるし(笑)。
あと、バリエーションを決めている時の先生、あれこれ考えながら手を前でこちゃこちゃさせる
(多分足の運びを手のひらで再現して考えてる)のがちょっと挙動不審。
回転のレッスンでも、同じく「若手はうまく回れない」状態。
特にもモローくんがかわいかったです。
逆にベテランは、回転の途中でペースアップして会場がどよめいたり。
(あくまでレッスンなので、客席は基本的に無音無言)
あと、ベテランではないですけど、マチアス・エイマンはギュンギュン回ってて
「いつもより多く回っております」状態でした。これにはダンサーから拍手。

あと、ステージ上で跳びながら大きく輪を描くやつのレッスンでは、
ベテランと若手の差が如実に出てました。
なんかこう、滞空時間がまず違って、跳びながら手足が横に伸びてる時間が長いのと短いのとで
こんなに見え方が違うもんなのかー、と。
こうやって同じ動作を同時に比べて見ると、違いが歴然とわかりますね。

他にも、「腕立て伏せをするルグリ」など、面白いものが見られて楽しかったです(笑)。

(続く)