200勝。

山本昌さんはめでたく200勝達成ですね~、おめでとうございます!

自分が子供の頃、1992年に北別府さんが200勝を達成した時に、
「今後200勝投手は誕生しないのではないか?」と言われていました。
仮に年間15勝をコンスタントに挙げたとしても、200勝達成までには14年かかります。
6人で回すローテーション制度がほぼ確立した現在、
先発投手の年間の登板試合数は、単純計算で144÷6=24試合。
つまり、年間15勝しようと思えば、3試合に2勝のペースで勝ち続けなければいけません。

結局、北別府投手以後の200勝達成投手は、現時点で工藤公康野茂英雄山本昌広の3人です。
「今後200勝投手は誕生しないのではないか?」という予想を覆したのは、
選手寿命が延びたことだと言えるでしょう。
(日米通算の野茂さんの場合は、「試合数の増加」と「中4日ローテーション」が大きいと思いますが)
45歳でいまだ現役実動の工藤さんもそうですし、昌さんも来週で43歳。

昔って、30代前半が一つのボーダーラインだったんですよね。
33歳で引退した掛布といい、32歳で引退した江川といい。

野球選手に限らず、自分が子供の頃の30歳というのは「おじさん」という感じでしたが、
(ラシャーヌのおじ様は29歳で中年扱いされては暴れていました 笑)
今や30代なんて全然若いですからねー。
イメージとしては、20年前の30代=今の40代、という感じでしょうか。

ただまあ、現在現役で残っている40代の野球選手は、
基本的にみんな、体をいたわって大事に扱ってきた選手なんだなーというのも、良くわかります。
「太く長く生きる」というのは、言うは易く行うは難いということなんでしょうね。

(敬称のつけ方はかなり適当です 笑)