借り物。

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年明け早々にめでたくなさそうな絵柄…(笑)。

今日は恒例の祖父母への年始のご挨拶に行ってきました。
2人とも相変わらず元気な80代で何よりです。

で、お盆の時に引き続き、祖父のコレクションから横溝正史作品を拝借。
今回は『三つ首塔』・『女王蜂』・『犬神家の一族』・『悪魔が来りて笛を吹く』です。
今はお友達に借りた笠井潔を先に読んでいて、他にも読む本があるので、
順序としてはだいぶ先になりそうですが。
まあ、次に祖父母の家に行くお盆までに読めばいいので。

笠井潔は、位置付け的にはいわゆる「新本格」の先駆者ということになるんだと思いますが、
(「新本格」的には島田荘司=キリスト、笠井潔=洗礼者ヨハネ、という位置付けでしょ、
 とかてきとーなダボラを吹いてみる)
あらためて読むと、新本格っていうのは確かに横溝以来伏流していたものが
80年代に入って噴出したんだなあ、というのを実感します。
そのうちきちんと笠井潔の感想を書きたいものですが…。