2009-01-02 借り物。 書籍の間 #読書 年明け早々にめでたくなさそうな絵柄…(笑)。 今日は恒例の祖父母への年始のご挨拶に行ってきました。 2人とも相変わらず元気な80代で何よりです。 で、お盆の時に引き続き、祖父のコレクションから横溝正史作品を拝借。 今回は『三つ首塔』・『女王蜂』・『犬神家の一族』・『悪魔が来りて笛を吹く』です。 今はお友達に借りた笠井潔を先に読んでいて、他にも読む本があるので、 順序としてはだいぶ先になりそうですが。 まあ、次に祖父母の家に行くお盆までに読めばいいので。 笠井潔は、位置付け的にはいわゆる「新本格」の先駆者ということになるんだと思いますが、 (「新本格」的には島田荘司=キリスト、笠井潔=洗礼者ヨハネ、という位置付けでしょ、 とかてきとーなダボラを吹いてみる) あらためて読むと、新本格っていうのは確かに横溝以来伏流していたものが 80年代に入って噴出したんだなあ、というのを実感します。 そのうちきちんと笠井潔の感想を書きたいものですが…。