東京バレエ団<ベジャール・ガラ>(追記しました)。
「ペトルーシュカ」 音楽:I・ストラヴィンスキー
青年:後藤晴雄
若い娘:井脇幸江
友人:木村和夫
魔術師:野辺誠治
三つの影:高橋竜太、氷室友、井上良太
四人の男:松下裕次、宮本祐宜、横内国弘、梅澤紘貴
四人の若い娘:森志織、福田ゆかり、村上美香、吉川留衣
青年:後藤晴雄
若い娘:井脇幸江
友人:木村和夫
魔術師:野辺誠治
三つの影:高橋竜太、氷室友、井上良太
四人の男:松下裕次、宮本祐宜、横内国弘、梅澤紘貴
四人の若い娘:森志織、福田ゆかり、村上美香、吉川留衣
「ドン・ジョヴァンニ」 音楽:F・ショパン (モーツァルトの主題による)
ヴァリエーション 1:森志織、福田ゆかり、村上美香
ヴァリエーション 2:佐伯知香
ヴァリエーション 3:井脇幸江、岸本夏未
ヴァリエーション 4:西村真由美
ヴァリエーション 5:奈良春夏
ヴァリエーション 6:吉岡美佳
シルフィード:吉川留衣
ヴァリエーション 1:森志織、福田ゆかり、村上美香
ヴァリエーション 2:佐伯知香
ヴァリエーション 3:井脇幸江、岸本夏未
ヴァリエーション 4:西村真由美
ヴァリエーション 5:奈良春夏
ヴァリエーション 6:吉岡美佳
シルフィード:吉川留衣
いや、本来は観に行くつもりじゃなかったんですけどね。
去年の11月の「くるみ割り人形」・12月の「カブキ」とセット券で買ったのですが、
(おまけのTシャツが欲しかったからセット券を買ったのです)
「ボレロ」は関西公演も見たし処分するかあと思い、ヤフオクにかけるために書き始めて、
その時点ではじめて座席を確認したら、なんとこれが「1階7列目どセンター」という超良席。
「…これは売れん」と思い直して、観に行ったのでした。
だって、ほんとにこれが最後のギエムの「ボレロ」ですよ。
それを超良席で見る機会を逃すなんて、ねえ。
去年の11月の「くるみ割り人形」・12月の「カブキ」とセット券で買ったのですが、
(おまけのTシャツが欲しかったからセット券を買ったのです)
「ボレロ」は関西公演も見たし処分するかあと思い、ヤフオクにかけるために書き始めて、
その時点ではじめて座席を確認したら、なんとこれが「1階7列目どセンター」という超良席。
「…これは売れん」と思い直して、観に行ったのでした。
だって、ほんとにこれが最後のギエムの「ボレロ」ですよ。
それを超良席で見る機会を逃すなんて、ねえ。
さて、その超良席で見た感想ですが。
…うーん、これはある意味「悪い席」だなあ。
近すぎて、舞台全体が視野に入んないんですよね。
正直、見る機会がこの1回だけだったら後悔してたかも。
関西公演が1階席やや後方という、こちらもかなりの良席だったおかげで、
「ボレロ」が始まった段階で、コーラスの男性陣を見ることを早々に断念。
ひたすらギエムばーっかり見てました(笑)。
…うーん、これはある意味「悪い席」だなあ。
近すぎて、舞台全体が視野に入んないんですよね。
正直、見る機会がこの1回だけだったら後悔してたかも。
関西公演が1階席やや後方という、こちらもかなりの良席だったおかげで、
「ボレロ」が始まった段階で、コーラスの男性陣を見ることを早々に断念。
ひたすらギエムばーっかり見てました(笑)。
「ギエムをじっくりと鑑賞する」という点では、実に素晴らしい体験でした。
だって、筋肉の動きとかがはっきり見えるんですもん!
もうね、なんなんでしょうね、あの身体は…。
筋肉の付き方とか、関節の動きとか、バランスとか、なんかもうあまりに完全すぎて。
腕の動きのしなやかさは遠くからでも堪能できましたが、
今回特にすごいと思ったのは、足の筋肉とその動きでした。
太すぎず細すぎず均整の取れた足、スッと180度開閉される股関節、ゆるぎない体重移動。
あとはなんというか、放射される情念みたいなものに、すっかりあてられてしまいました。
表情まではっきり見て取れたもんなあ。
だって、筋肉の動きとかがはっきり見えるんですもん!
もうね、なんなんでしょうね、あの身体は…。
筋肉の付き方とか、関節の動きとか、バランスとか、なんかもうあまりに完全すぎて。
腕の動きのしなやかさは遠くからでも堪能できましたが、
今回特にすごいと思ったのは、足の筋肉とその動きでした。
太すぎず細すぎず均整の取れた足、スッと180度開閉される股関節、ゆるぎない体重移動。
あとはなんというか、放射される情念みたいなものに、すっかりあてられてしまいました。
表情まではっきり見て取れたもんなあ。
というわけで、最後の最後で余すところなく見届けられて、本望でございました。
「ペトルーシュカ」は、実はもともとこれが今回一番見たかった演目。
3年前の大阪国際フェスティバルの東バ<ベジャール・プロ>で見て、
内容がさっぱりわかんなくて、個人的リベンジ!だったのです。
で、2度目に見た感想は、「やっぱ初心者にはハードル高いわ、これ」でした(笑)。
なんてゆーか、ある程度予備知識が要るんだと思います。
仮面と鏡の迷宮の寓意とか、
あるいはペトルーシュカ・女・ムーア人の仮面がそれぞれ象徴しているものとか。
んでもって、ニジンスキー版との対応関係と。
個人的には、2年前の東バ「ニジンスキーの伝説」でニジンスキー版をもう一回見てたのが大きかったかも。
フロイトとかラカンについての基礎知識があると、もっと深読みできるのかもしれません。
3年前の大阪国際フェスティバルの東バ<ベジャール・プロ>で見て、
内容がさっぱりわかんなくて、個人的リベンジ!だったのです。
で、2度目に見た感想は、「やっぱ初心者にはハードル高いわ、これ」でした(笑)。
なんてゆーか、ある程度予備知識が要るんだと思います。
仮面と鏡の迷宮の寓意とか、
あるいはペトルーシュカ・女・ムーア人の仮面がそれぞれ象徴しているものとか。
んでもって、ニジンスキー版との対応関係と。
個人的には、2年前の東バ「ニジンスキーの伝説」でニジンスキー版をもう一回見てたのが大きかったかも。
フロイトとかラカンについての基礎知識があると、もっと深読みできるのかもしれません。
後藤さんのペトルーシュカは、なんていうか、いい感じで病んでましたね(笑)。
過去の記事を読み返したら、3年前の青年役は古川さんだったのかー。記憶にないなあ。
ほんとは金曜の首藤さんで見たかったのですが、リハでのケガで金曜も後藤さんになったんですね。
今日の「中国の不思議な役人」はちゃんと出られたようで、とりあえずは安心ですが。
過去の記事を読み返したら、3年前の青年役は古川さんだったのかー。記憶にないなあ。
ほんとは金曜の首藤さんで見たかったのですが、リハでのケガで金曜も後藤さんになったんですね。
今日の「中国の不思議な役人」はちゃんと出られたようで、とりあえずは安心ですが。
娘の井脇さんは、相変わらず年齢を超越していらっしゃってステキでした。好きだな~♪♪
木村さんは、とっても健よかな感じが、病んでる青年との対比でむっちゃ良かったです(笑)。
あとは、野辺さんの人間ミラーボール…もとい、魔術師を見て、
「3年前に見た高岸さんの胡散臭さは、やっぱ別格だったんだ」と再認識(笑 もちろんほめてます)。
木村さんは、とっても健よかな感じが、病んでる青年との対比でむっちゃ良かったです(笑)。
あとは、野辺さんの人間ミラーボール…もとい、魔術師を見て、
「3年前に見た高岸さんの胡散臭さは、やっぱ別格だったんだ」と再認識(笑 もちろんほめてます)。
この日は2日連続始発電車で出かけて疲れていたこともあって、
「ドン・ジョヴァンニ」は、見る前には「別に要らないかも…」とか思ってしまっていました(苦笑)。
いや、けっこう好きな演目なんですけどね。
「カンパニーの女性陣の魅力を丸ごと見せます!!」という感じの演目(笑)。
「ボレロ」との取り合わせだと、
「ボレロ」が「カンパニーの男性陣の肉体美を丸ごと見せます!!」という感じなのでなおさら。
とはいえ、見るのは3年ぶり(のはず)だったので、細かいところはすっかり忘れてましたが。
キャストを見たときは「なんで井脇さんがこの順番?」と思ったのですが、
振付をみて納得。あれはプリンシパル級の人じゃないと無理ですよね。
ちょっとラテンなノリの西村さん、チアっぽい感じの奈良さんときて、
「真打ち登場!」の吉岡さんで撃沈ですよ(笑)。やっぱいいよなー。
最後に登場する舞台さんは、本物の舞台さんなんでしょうかねー。
「ドン・ジョヴァンニ」は、見る前には「別に要らないかも…」とか思ってしまっていました(苦笑)。
いや、けっこう好きな演目なんですけどね。
「カンパニーの女性陣の魅力を丸ごと見せます!!」という感じの演目(笑)。
「ボレロ」との取り合わせだと、
「ボレロ」が「カンパニーの男性陣の肉体美を丸ごと見せます!!」という感じなのでなおさら。
とはいえ、見るのは3年ぶり(のはず)だったので、細かいところはすっかり忘れてましたが。
キャストを見たときは「なんで井脇さんがこの順番?」と思ったのですが、
振付をみて納得。あれはプリンシパル級の人じゃないと無理ですよね。
ちょっとラテンなノリの西村さん、チアっぽい感じの奈良さんときて、
「真打ち登場!」の吉岡さんで撃沈ですよ(笑)。やっぱいいよなー。
最後に登場する舞台さんは、本物の舞台さんなんでしょうかねー。