笑顔はどこからやってくる?

今日、ひょんなことから、
「どんなときにいい笑顔になりますか?」
と聞かれたんですよね。
で、けっこううーんと考えてから、こんな風に返事したんです。

「気の合う人といっしょにいるとき、かな~。
 一人でいるときにうれしかったり楽しかったりしても、たぶんいい笑顔にはならないし。
 逆に、気の合う人といれば、普通に話したりしてるだけでも、きっといい笑顔をしてるような気がするかな。」

そんなのあんまし考えたことがなかったんですけど、考えてみて、なるほどそうか、と。
多分、笑いって基本的に関係性の産物なんですよね。
親が赤ちゃんに微笑みかけると、赤ちゃんは反射で親に微笑み返し、親はまた赤ちゃんに微笑みかけ、
その繰り返しで、親は赤ちゃんと言葉が通じなくても心が通い合っているように感じるようになる、
という話を聞いたことがありますが(これを「通底」と呼ぶ…専門外なんで間違ってたらすいません)、
きっとそれに通じる部分があるのではないかと。
お互いに笑い合うというのは、共感というやつの一番シンプルで基本的な表現なのではないでしょうか。

誰かが同じ様なことを言ってたような気がするぞ…と思って記憶をたぐってみたら、
中島みゆきの『with』に行き着きました。
誰だって 旅くらい 一人でもできるさ でも
一人きり泣けても 一人きり笑うことはできない。
至言だなあ~。

みなさんの笑顔はどこからやってきますか?