マイ・ジェネレーション。

2日前に千代大海が引退したわけですが、
ニュースを見て思ったことは、「えー、千代大海って同学年だっけ??」ということでした。
自分が琴光喜と同学年なのは知ってたんですけど。
ちなみに、雅山若の里高見盛といったあたりとも同学年なんですが、
千代大海雅山若の里には違和感を感じて、琴光喜高見盛には違和感を感じないのは、
前者は学生相撲を経ていないので、自分が学生の頃から幕内にいたから、でしょうね。

千代大海が想い出に残る相撲として、初優勝した時の千秋楽本割→優勝決定戦→取り直しという
若乃花3連戦を挙げていて、映像で取り直しの一番が放送されたのですが、
個人的には本割の方をはっきり覚えています。
若乃花を土俵に叩きつけるような突き落としの印象が鮮烈でした。
あの時はほんとに強いって思ったけど、
やっぱりサイズのそれほどない突き押し系の力士が横綱になるのは難しいんでしょうか。

で、以下本題。
「年を取ったのだ」と感じる瞬間というのはいろいろあると思うのですが、
スポーツ好きの人なら、自分と同世代の選手が引退して、現役選手がみんな年下ばかりになった時に、
年をとったな~と実感した経験があるのではないかと思います。
多分その最初って、「甲子園の高校球児がみんな年下になった時」ではないかと思うのですが。
自分の場合、順番をつけるとこんな感じかと。

 1甲子園の高校球児がみんな年下
 2アマチュアフィギュアスケート選手がみんな年下
 3サッカーの日本代表の選手がみんな年下
 4相撲の幕内力士がみんな年下
 5プロ野球選手がみんな年下

えーっと、たぶん今は3まで来てるのかな?
4は高見山や寺尾のようにときどき力士寿命の長い力士というのが登場しますが、
35才を越えて幕内を維持できる力士というのは、基本的にはそうはいません。
魁皇が引退したらそろそろだよなーという感じです。
5は最近、40才過ぎても現役という選手はだいぶ増えましたね。
というわけで、しばらくはまあまだ大丈夫かな、と。

とはいうものの、きっと四十路もあっという間に訪れることでしょう。
加齢とともにわかってきたのは、自分を重ね合わせるとまでは言いませんが、
やっぱり同世代の選手のことは思い入れを持って応援したくなるのだなあ、ということです。
40代になって、ほぼすべてのスポーツで選手が自分よりも年下になった時に、
いったい自分がどういう目線でスポーツを見るのだろうというのは、少し関心があります。
それはそれで、けっこう楽しそうな気はするし、寂しそうな気もするし。
どうなんでしょうね。