駅伝事始め。

ちょっと前のことになりますが、東京に行ったときに上野の不忍池を歩いていて、こんな石碑を見つけたんです。
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で、「おっ、これか!」と思ったのですが。
実は、これとまったく同じものが京都の三条大橋の東北のたもとにあるんです。

駅伝が日本で生まれたスポーツであることはわりとよく知られていると思いますが、
上の石碑の碑文にも書かれているように、日本最初の駅伝って、
1917年(大正6)の「奠都五十周年記念大博覧会」の関連イベントとして、
東京の不忍池~京都の三条大橋間で開催されたんです。
というわけで、不忍池三条大橋に石碑が立っている、と。

開催日程は4月27・28・29日の三日間で、508kmを23区に分けて走ったそうです。
…って、どんだけ走んねん!!
単純計算で、一人22kmほどかー。だいたい箱根駅伝と似たようなもんですね。
箱根駅伝が10区218kmを2日間で走ってるわけで、
約2.5倍の距離を1.5倍の期間で走るって、むちゃむちゃ過酷なんじゃないですかねえ。

というわけで、不忍池三条大橋を通る時は、「ここがあの…」と思うと楽しいかもしれませんね。