カラスの湯。

こんな時こそ素敵な笑いを。

楽天「カラスの湯」で被災者支援(デイリースポーツ)
 楽天の本拠地・Kスタ宮城右翼スタンド横の広場に20日、急造の露天風呂「カラスの湯」が設営された。ガスもなく、入浴できない被災者のために、楽天のマスコットキャラ・カラスコが球場職員に指示を出して作製。球団非公認の問題児が、安らぎの場を提供した。
本来なら、オープン戦・中日戦のパブリックビューイングが行われる予定だったKスタ。球場内の出入りも完全閉鎖となり、静まり返った球場脇に、露天風呂設営に汗を流す球場職員たちの姿があった。
「お風呂に入れない人に、少しでも役に立てれば」
「カラスの湯」はカラスコが出現するスポット「カラスの穴」内に作られた。浴槽は5、6人まとめての入浴が可能な広さ。水は球団事務所から引っ張ってきた。ガスが使えないため、浴槽下に木材を敷いて燃やして沸かす、まさに手作りのお風呂だ。21日までにテストし、早い段階での開放を目指す。
東日本大震災の影響で、Kスタのある仙台中心部でも、普段通りの生活を送れている人はいない。Kスタ宮城に隣接する陸上競技場は、被災者の緊急避難場所になっている。「まず避難している人に入ってほしい」と球団職員はカラスコの思いを代弁した。復興へ向け、着実にその足跡は刻まれていく。

楽天本拠地・Kスタ「カラスの湯」開放
(デイリースポーツ)
 楽天の本拠地・Kスタ宮城横の広場に設営された入浴施設「カラスの湯」が21日、一般客向けに開放された。東日本大震災でガスが使えない被災地の人々のために、球場関係者が20日に組み立てた急造の露天風呂。60代、40代、20代2人の男性4人が、情報を聞きつけて入浴に訪れた。球場関係者は「衛生面を考慮し、それほど長い期間はできないかもしれませんが、あしたも15時からやる予定です」と話した。

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