相次ぐ休刊。

まずこちらが今日のニュース。
日本の美術:9月12日発売号で休刊へ 部数減響く(毎日新聞)
 1966年創刊のムック「日本の美術」(ぎょうせい)が、9月12日発売の第545号で休刊することが分かった。同社によると、部数減で収益確保が難しくなったためという。
「日本の美術」は毎月発売。各回一つのテーマを取り上げ、第一線の研究者が新見解などを書き下ろしで打ち出してきた。

で、こちらが見落としていた先週のニュース。
今週の本棚・情報:『国文学 解釈と鑑賞』休刊(毎日新聞)
 ぎょうせいはこのほど、70年以上の歴史を誇る専門研究誌『国文学 解釈と鑑賞』を、9月発売の10月号(通巻965号)で休刊することを決めた。購読者数の減少で採算が厳しくなったことが原因という。同社出版事業部は「伝統ある雑誌なので休刊は大変残念」としている。
同誌は1936年、至文堂から創刊された。飛鳥・奈良時代から近・現代までの日本文学を対象とし、大学の研究者ら専門家の論文などを掲載。学燈社が刊行していた『国文学』(2009年休刊)とともに、長年にわたり、国文学研究に大きな役割を果たした。09年に、ぎょうせいと至文堂が業務統合した後は、ぎょうせいから出版されていた。
んーむ、そうかあ~。
どちらも自分の専門から少し外れた雑誌で、逆にそれだけになおさらお世話になることの多かった雑誌です。
残念としか言いようがありません。厳しい時代ですね…。