中国杯。
男女のフリーの演技だけ見ました。
○男子フリー
地上波では織田くんから滑走順通りにアボット→羽生くん→ガッちゃんと放送。
・織田くん
…演技自体の出来はこの時期だから問題ないとして、どーなんですかね今年のフリーのプログラムは。
正直、なんかどうも一本調子に思えるのですが。動いてばっかりで静の部分がない感じ。
ジャンプの着氷後にすぐ振付があって、加点を狙ってるというのは痛いほど伝わってくるのですが、
逆にあまりきれいなジャンプに見えなくなっているような気がします。
結果的に２位になったこと自体はとても良かったと思うので、
シーズン後半に向けて、プログラムの詰め込んだところをちょっと整理してほしいなあ。
・アボット
実況は「最初のジャンプの失敗を引きずらずに踏ん張った」みたいなことを言っていましたが、
どっちかというと「ダメな日のアボット」の仕様だったのでは…（苦笑）。
ファーストジャンプが決まると、あとはバシッと行くんだけどなあ。
とはいえ、それでもなんとなくまとめちゃうところはベテランの真骨頂。
やっぱＰＣＳで稼げるのは大きいですよ（今回唯一の８０点台）。
個人的にこの人の特徴は「良くわからない不思議なムーブメント」だと思っているので、
そういう意味では、今季もとっても「らしい」プログラムのような。
スピンのポジションとか、相変わらず独特です。
しかし、ライサといい黒い衣装がほんと好きだなあこの人たち（笑）。フィギュア界の地味様。
・羽生くん
４Ｔ、３Ａと単独で超クリーンに成功させたところで、
ああこれは後半に３Ａをコンボで跳ぶんだなー、それが決まるかがカギだなあーと思ったのですが、
残念ながら二つ目の３Ａのコンボの３Ｔで転倒。残念、惜しかったのに～。
でも、攻めた結果だからしょうがないですよね。
それに、まだＧＰシリーズの初戦だし。初優勝は次戦のお楽しみということで。
むしろ、転倒の仕方でケガが心配だったので、ちゃんと最後まで滑りきれて良かったです。
去年のＮＨＫ杯でもやばそうな転倒の仕方だったのに平気でしたが、
股関節のやわらかさの賜物なんですかねー。
あの転倒にも関わらず、その後のスピンが全部レベル４というのもスゴイ。
・ガチンスキー
なんか羽生くんの失敗でかえって勝ちを意識してしまったのか、とっても残念な演技でした。
問題は、冒頭の４回転の転倒よりも、そのあとの演技で見所がなかったことのような…。
これってプログラム自体に問題があるんじゃないのかなー。
こちらもぜひプログラムの構成を見直していただきたいところです。
キスクラでは呆然として目の焦点が合ってない感じでしたが、
あとでこってりミーシンに絞られたんだろうなあ。
というわけで、結局アボット１位、織田くん２位という結果に。
「若手の上位陣が崩れて結局勝っちゃう」というのも、ベテランの味ですねー。
中国杯・男子結果
1 Jeremy ABBOTT 228.49 3 3
2 Nobunari ODA 227.11 4 2
3 Nan SONG 226.75 5 1
4 Yuzuru HANYU 226.53 2 4
5 Artur GACHINSKI 222.54 1 6
6 Richard DORNBUSH 205.27 8 5
7 Kevin REYNOLDS 204.41 7 7
8 Jialiang WU 182.49 6 8
○女子フリー
「しょんぼりしている村上さんのキスクラ」から見ました。
村上さんはこれがシーズン初戦ですが、今年が壁に当たる時期になるんでしょうか。
女子は１６～１７歳あたりが一つの曲がり角ですよねー。頑張って！
んで、以下ソトニコワ→長洲さん→カロリーナと滑走順に放送。
・ソトニコワ
ロシアの「恐るべき少女たち」の一人ですが、
うーん、今はまだいかにも「ジュニア上がりの選手の演技」ですね～。
技のカタログを見ているような感じ。
最近のロシア女子は、若手はどんどん出てくるんですけど、
突き抜けるような個性があるかと言われると、まだいまいち。
マカロワといいトクタミシェワといい、これからが正念場ですね。
スルツカヤとかブティ姐さんみたいな個性の爆発に期待してます。
・長洲さん
やっぱりどうも今季のフリーのテーマがわかりません。
むう、どうしたいんだキャロルおじいちゃん。
ジャンプの精度が上がってきたのは好材料ですね。
・コストナー
「安定感のあるコストナー」…。すげー違和感（笑）。
いやいやしかし、コストナーの演技をこんなに安心して見ていられる日が来ようとは。
高性能エンジンと長い手足の使い方が身についたってことなんでしょうかねえ。大器晩成？
去年の「牧神の午後」もそうでしたが、今年もスローパートがすごく魅せます。
うまい具合に、今季はジャンプで無茶をしなくても他の要素で勝てそうなので、
世界選手権はコストナーとシズニーの争いになるんじゃないですかね。なってほしい。
中国杯・女子結果
1 Carolina KOSTNER 182.14 1 1
2 Mirai NAGASU 173.22 2 2
3 Adelina SOTNIKOVA 159.95 3 3
4 Kexin ZHANG 153.32 5 5
5 Christina GAO 152.48 8 4
6 Kanako MURAKAMI 150.20 4 7
7 Ksenia MAKAROVA 143.47 9 6
8 Bingwa GENG 142.09 6 8
9 Valentina MARCHEI 133.86 7 9
10 Qiuying ZHU 108.57 10 10
○男子フリー
地上波では織田くんから滑走順通りにアボット→羽生くん→ガッちゃんと放送。
・織田くん
…演技自体の出来はこの時期だから問題ないとして、どーなんですかね今年のフリーのプログラムは。
正直、なんかどうも一本調子に思えるのですが。動いてばっかりで静の部分がない感じ。
ジャンプの着氷後にすぐ振付があって、加点を狙ってるというのは痛いほど伝わってくるのですが、
逆にあまりきれいなジャンプに見えなくなっているような気がします。
結果的に２位になったこと自体はとても良かったと思うので、
シーズン後半に向けて、プログラムの詰め込んだところをちょっと整理してほしいなあ。
・アボット
実況は「最初のジャンプの失敗を引きずらずに踏ん張った」みたいなことを言っていましたが、
どっちかというと「ダメな日のアボット」の仕様だったのでは…（苦笑）。
ファーストジャンプが決まると、あとはバシッと行くんだけどなあ。
とはいえ、それでもなんとなくまとめちゃうところはベテランの真骨頂。
やっぱＰＣＳで稼げるのは大きいですよ（今回唯一の８０点台）。
個人的にこの人の特徴は「良くわからない不思議なムーブメント」だと思っているので、
そういう意味では、今季もとっても「らしい」プログラムのような。
スピンのポジションとか、相変わらず独特です。
しかし、ライサといい黒い衣装がほんと好きだなあこの人たち（笑）。フィギュア界の地味様。
・羽生くん
４Ｔ、３Ａと単独で超クリーンに成功させたところで、
ああこれは後半に３Ａをコンボで跳ぶんだなー、それが決まるかがカギだなあーと思ったのですが、
残念ながら二つ目の３Ａのコンボの３Ｔで転倒。残念、惜しかったのに～。
でも、攻めた結果だからしょうがないですよね。
それに、まだＧＰシリーズの初戦だし。初優勝は次戦のお楽しみということで。
むしろ、転倒の仕方でケガが心配だったので、ちゃんと最後まで滑りきれて良かったです。
去年のＮＨＫ杯でもやばそうな転倒の仕方だったのに平気でしたが、
股関節のやわらかさの賜物なんですかねー。
あの転倒にも関わらず、その後のスピンが全部レベル４というのもスゴイ。
・ガチンスキー
なんか羽生くんの失敗でかえって勝ちを意識してしまったのか、とっても残念な演技でした。
問題は、冒頭の４回転の転倒よりも、そのあとの演技で見所がなかったことのような…。
これってプログラム自体に問題があるんじゃないのかなー。
こちらもぜひプログラムの構成を見直していただきたいところです。
キスクラでは呆然として目の焦点が合ってない感じでしたが、
あとでこってりミーシンに絞られたんだろうなあ。
というわけで、結局アボット１位、織田くん２位という結果に。
「若手の上位陣が崩れて結局勝っちゃう」というのも、ベテランの味ですねー。
中国杯・男子結果
1 Jeremy ABBOTT 228.49 3 3
2 Nobunari ODA 227.11 4 2
3 Nan SONG 226.75 5 1
4 Yuzuru HANYU 226.53 2 4
5 Artur GACHINSKI 222.54 1 6
6 Richard DORNBUSH 205.27 8 5
7 Kevin REYNOLDS 204.41 7 7
8 Jialiang WU 182.49 6 8
○女子フリー
「しょんぼりしている村上さんのキスクラ」から見ました。
村上さんはこれがシーズン初戦ですが、今年が壁に当たる時期になるんでしょうか。
女子は１６～１７歳あたりが一つの曲がり角ですよねー。頑張って！
んで、以下ソトニコワ→長洲さん→カロリーナと滑走順に放送。
・ソトニコワ
ロシアの「恐るべき少女たち」の一人ですが、
うーん、今はまだいかにも「ジュニア上がりの選手の演技」ですね～。
技のカタログを見ているような感じ。
最近のロシア女子は、若手はどんどん出てくるんですけど、
突き抜けるような個性があるかと言われると、まだいまいち。
マカロワといいトクタミシェワといい、これからが正念場ですね。
スルツカヤとかブティ姐さんみたいな個性の爆発に期待してます。
・長洲さん
やっぱりどうも今季のフリーのテーマがわかりません。
むう、どうしたいんだキャロルおじいちゃん。
ジャンプの精度が上がってきたのは好材料ですね。
・コストナー
「安定感のあるコストナー」…。すげー違和感（笑）。
いやいやしかし、コストナーの演技をこんなに安心して見ていられる日が来ようとは。
高性能エンジンと長い手足の使い方が身についたってことなんでしょうかねえ。大器晩成？
去年の「牧神の午後」もそうでしたが、今年もスローパートがすごく魅せます。
うまい具合に、今季はジャンプで無茶をしなくても他の要素で勝てそうなので、
世界選手権はコストナーとシズニーの争いになるんじゃないですかね。なってほしい。
中国杯・女子結果
1 Carolina KOSTNER 182.14 1 1
2 Mirai NAGASU 173.22 2 2
3 Adelina SOTNIKOVA 159.95 3 3
4 Kexin ZHANG 153.32 5 5
5 Christina GAO 152.48 8 4
6 Kanako MURAKAMI 150.20 4 7
7 Ksenia MAKAROVA 143.47 9 6
8 Bingwa GENG 142.09 6 8
9 Valentina MARCHEI 133.86 7 9
10 Qiuying ZHU 108.57 10 10
