京都府警の本気。

ひったくり防止カバー:女性に普及進めば…府警が「ゆるキャラ」考案 /京都
毎日新聞 2012年07月29日 地方版
 ひったくり被害を防ごうと府警は、自転車の前かご用「ひったくり防止カバー」普及を呼びかけるカバのゆるキャラ「くりカバ」を考案した。命名の由来は、ひった「くり」を「カバー」で防ごうというもの。府警では防止カバーに張るための、くりカバをあしらったシールなどを配布し、注意を促す。
府警によると、府内の今年1~6月のひったくり被害159件のうち、自転車の前かごから荷物などを盗まれる被害が52%と半数以上で、女性の被害が約8割に上った。被害者の中に、自転車の前かごに防止用カバーを装着していた人はいなかった。
くりカバは「ひったくり防止カバー」の普及を促すため、クリの帽子(防止)をかぶったカバが自転車に乗ったデザイン。29日には京都市動物園のカバ「ツグミ」にひったくり防止のPR大使の委嘱状を手渡し、啓発活動を進める。同課は「格好悪いと敬遠されがちの防止カバーだが、可愛らしいくりカバの力で被害の多い女性に普及が進めば」と話している。【堀智行】

↓ひったくり被害を防ぐため府警が考案した「くりカバ」↓
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