「宿命の敗北」…?

1年間さんざん清盛に「新しき武士の世」と言わせ、いろいろと政策を推進させておいて、
挙句、最終段階で家人の口から「もはや平家は武人ではない」と言わせるのか~。
なんていうか、すごく壮大な釣りですね。
今まで描いてきたものは、いったい何だったんでしょう。
「家人にも理解されなかった、時代に早すぎた不幸な先駆者」というわけでもないもんなあ、
だって、タイトルに「宿命の敗北」とあるんだもの。
要は「平氏は堕落して貴族化したから滅んだ」っていうことですよね。
しみじみと清盛が気の毒に思えてきました。