抹茶パフェ@中村藤吉本店&通圓。

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昨日の宇治見学の続きです。
朝からせっかく宇治まで出かけたので、現地説明会の後、
同じく参加していたゼミの後輩のIくん・Yさんと、宇治観光をしてきました。
とはいえ、元から予定していたわけでもなく、私とYさんは以前宇治に来たことがあり、
おまけにIくんは宇治市民なので、行き先はもう適当に決めて、気の向くままに歩き倒します。

結局どういうコースになったかというと、
宇治橋→橋寺放生院→十三重石塔→(中州でお昼ごはん)→宇治神社宇治上神社三室戸寺
簡単に説明しておくと、橋寺放生院は日本三石碑の一つ「宇治橋断碑」があることで知られています。
(あとの二つは、群馬県にある多胡碑と宮城県にある多賀城碑)
宇治橋断碑が有名な理由は、その碑文の中に「大化二年」の文字が含まれており、
いわゆる大化の改新の内容についての論争の中で、重要な役割を果たしたことによります。
7年前に来た時には、好きなように見学できたのですが、今回行ってみると、
柵と屋根で出来た覆い屋で囲われていてちょっとビックリ。
まあ、ほっといたら碑文は風化しちゃいますからね。
もちろん、お寺の人に頼めば、開けてもらって間近で見ることが出来ます。

十三重石塔は、宇治川の中洲に立っている石塔です。
叡尊が弘安九(一二八六)年に宇治橋の架け替えを行った際に建立したもので、
高さ約15mと、古石塔中最大の規模を誇ります。

宇治神社宇治上神社はワンセットの神社で、特に宇治上神社世界文化遺産にも登録されています。
もちろん宇治上神社(本殿・拝殿)は国宝。
神社建築は通常数十年単位で遷座の際に立て替えられてしまうので古いものが残りにくく、
平安時代後期の建築である宇治上神社本殿・拝殿は、現存最古の神社建築なのです。

三室戸寺だけが、私にとって今回初めて訪れた場所です。
市街地から外れてるので、宇治に観光に来た人でも、たいていコースから外してしまうんですよね。
来る人はたいてい、三十三ヶ所参りをしている人でしょう(三室戸寺は第十番札所)。
光仁天皇桓武天皇のお父さん)の勅願で創建されたと伝えられています。
小高い山の上にあるのですが、落ち着いた雰囲気のこじんまりとしたお寺でした。
サクラ・ツツジアジサイ・ハス・紅葉で有名なのですが、よりによって全部外れた時期でした(苦笑)。
ちょっと残念。
でも、ほんと良い雰囲気のお寺でしたよ。

さて、例によって、いろいろ見ながら、目に付いたおいしいものを食べ倒して行きました(苦笑)。
だいたい、「お昼ごはんを食べよう」なんて言いながら、
中村藤吉本店で抹茶パフェ食ってますからね(笑)。
これが写真一枚目で、二枚目は通圓の宇治金時ソフトです。
中村藤吉本店はJR宇治駅の真正面にあります。
味はもちろんおいしいし(抹茶の味がめちゃ濃厚)、竹筒を使った器がまた風流。
通圓は宇治橋のたもとにある、創業永暦元年(西暦一一六〇年!)の老舗です。
トッピングの小豆・栗との相性が絶妙。茶団子もおいしかったです。
この他、宇治上神社の横にある通圓の支店でも、抹茶ソフトを食べました。
一日に抹茶アイス系を3食食べたわけですね(苦笑)。
でも、どれもホント美味しかったです。さすがお茶どころだなあ。