東洋陶磁美術館

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今日は昨年結婚した友人の新居(大阪)を訪問してきました。
せっかくなので、その前に大阪市立東洋陶磁美術館を見学。
東洋陶磁美術館は、大阪の中之島にあるレンガ造りの美術館です。
なんでも住友グループが寄贈した東洋陶磁のコレクションを中心に設立された美術館だそうで、
現在の所蔵品は1700点近くになるらしいです。
詳しくはコチラ→http://www.moco.or.jp/jp/index_f.html

常設展の外に、今回は企画展「やきものの狛犬」・特集展「中国の陶磁」 を見てきました。
常設展は朝鮮の陶磁がメインなので、中朝の陶磁器のデザインとか質感とかの違いがすごく楽しめました。
一番如実に違うのは、やっぱ模様の図柄と色彩ですかね。
例えば、写真1枚目が中国のもので、2枚目は朝鮮のもの。
ともに15世紀のほぼ同時代のものなんですけど、全然違う…。
ちなみに、館内は写真撮影自由(ストロボ・三脚は使用不可)でした。
他にも、自然採光の展示があったりと、なかなか意欲を感じさせる美術館で好感が持てました。

企画展は、「そもそもやきものの狛犬ってなんじゃらほい」と思ってたんですが、
解説によると、瀬戸地方を中心に愛知・岐阜で、室町時代から江戸時代にかけて、
狛犬をやきもので作り神社に奉納する独特の風習があったということだそうです。
いかにも狛犬なやつからこれが狛犬?というやつまで、かなりバラエティに富んでいて面白かったです。
出品作品一覧はコチラ→http://www.moco.or.jp/jp/exhi/exhi_1/index_f_20051225_01.html
web上の情報が充実してるのもポイント高いな~。
入館料も一般600円・学生450円といたってリーズナブル。

流し見してちゃーっと見て回るもよし。じっくりと解説を見ながら見て回るもよし。
(ちなみに、今日は終盤ちょっと流し気味でそれでも2時間かかりました。)
かなり楽しめる美術館でした。おススメですよ~。