下書きはしたけれど。

とりあえず、学振の申請書類の下書きはできました。やれやれ。
というわけで、それはいいんですけど。
自分なりにちゃんと書けたという自負はあったのですが、
ひょっとしてスコっと抜けてる部分があるんじゃない?と思わされる出来事が。

研究対象の設定とか手法とかは間違ってないと思うんですけどね、
研究史の整理とか、自分のやろうとしていることの研究史上の位置付けとかに関して、
ちょっと抜けてるところがあったのかなあと。
まだ締め切りまで時間があるので、考え直してみますが。

そう思ったきっかけは、学振の受け入れ先の先生のところに書類を持って行った時に、
書類に書いた内容について言われたコメントでした。
その先生の研究と自分の専門領域とは直接被っていないのですが、
被っていないからこそ、その先生の反応に、そういえばそうか、とはたと考えてしまいました。

自分の先生とは完全に同じ時代・同じ対象を専門にしていて、難しいところもあるのですが、
(だって、現在進行形で最先端で研究してる先生を越えて行かなきゃいけないんだもの)
問題設定とかについては、ある意味で何も言わなくても共有できてしまいます。
だから、言葉足らずでも勝手に補って聞いてもらえるという部分があるわけで。

でも、そのまんまの意識で他の人に聞いてもらうと、
普段と違うところで「引っかかり」が生じることがあるわけです。
だからこそ、自分の専門以外の人にも、研究報告などを聞いてもらうメリットがあり、
また、その必要があるのかもしれません。
人間楽ばっかしてちゃイカンということなんですかね(笑)。
頑張って、なるたけお外でも発表するようにしなくっちゃ。

今月はもう一個締め切りがあるんですけど~。
月末の歴研までに、原稿を一つ仕上げておかなくては。
というわけで、今月はいっぱい書き書きです。