投入堂特別公開続報(その2)。
絶壁の国宝「投入堂」で決死の参拝、修復記念1日限り(読売新聞)
高さ約100メートルの絶壁にあって危険なため、立ち入りが禁じられている鳥取県三朝(みささ)町、三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)の国宝・投入堂(なげいれどう)で14日、約60年ぶりの拝観が行われた。
堂の修復完了を記念した1日限りの公開で、約340人の希望者から選ばれた3人が命綱をつけて入堂し、祈りをささげた。
拝観したのは、札幌市中央区の会社員伊藤美子さん(29)と、横浜市保土ヶ谷区の大学院生木下友威(ともたけ)さん(30)、広島市南区の飲食店経営岩島美枝子さん(60)。
3人は灰色の作務衣(さむえ)に白い輪袈裟(わげさ)姿でわら草履を履き、三佛寺住職ら9人とともに険しい参道を進んだ。
参道終点で、3人と女性の住職は命綱をつけ、命綱なしのままの他の住職らと1列になって、残りの約20メートルの絶壁を岩の角やくぼみを手がかりに、約10分かけて登った。
参拝後、伊藤さんは「今にも絶壁から落ちそうで怖かったが、投入堂の荘厳なたたずまいと一体になれた気がして涙が出た」と話していた。
堂の修復完了を記念した1日限りの公開で、約340人の希望者から選ばれた3人が命綱をつけて入堂し、祈りをささげた。
拝観したのは、札幌市中央区の会社員伊藤美子さん(29)と、横浜市保土ヶ谷区の大学院生木下友威(ともたけ)さん(30)、広島市南区の飲食店経営岩島美枝子さん(60)。
3人は灰色の作務衣(さむえ)に白い輪袈裟(わげさ)姿でわら草履を履き、三佛寺住職ら9人とともに険しい参道を進んだ。
参道終点で、3人と女性の住職は命綱をつけ、命綱なしのままの他の住職らと1列になって、残りの約20メートルの絶壁を岩の角やくぼみを手がかりに、約10分かけて登った。
参拝後、伊藤さんは「今にも絶壁から落ちそうで怖かったが、投入堂の荘厳なたたずまいと一体になれた気がして涙が出た」と話していた。