品川アクアスタジアム。

さて、１１時過ぎに浜離宮を出て、品川アクアスタジアムへ。

品川アクアスタジアムは、品川プリンスホテル内にある水族館。
先日も書いたとおり、ＪＲ東海ツアーズの「日帰り1day 東京」というプランに、
たまたまここの入場券がオプションで付いていたので、行ってきました。

感想を一言でいうと、「狭いながらも楽しい水族館」という感じでしょうか。
でっかいイルカプール・アシカプールがそれぞれ１つずつありますが、
他の水槽は小規模なものが通路５本分ある程度。
が、その狭さを逆手にとって、いろんなものをギュッと一ヵ所に詰め込んだ感じで、
それはそれでなかなか楽しめました。
見て回るのに疲れないしね（笑）。
箱庭的というかなんというか…で、京都の人間としてはなんとなく親近感が。

どんなものがいるかというと、たとえばサメ＆エイの水槽。

定番の施設ですが、ここでは水槽がトンネル状になっていて、水槽の下をくぐれるようになっています。

「シュモクエイのハラ側ってどうなってるんだろ～？」って思ったことがあるのは僕だけ？（笑）

あるいは、マンボウ。
マンボウがこんな至近距離で見られるのは珍しいんじゃないかな～。

海遊館で見たマンボウは「ひたすら直進」してましたが、
ここのマンボウはなぜか「傾いた状態で旋回」してました。これって寝てるんだろうか？？

ちなみに、写真撮影はＯＫですが、フラッシュ撮影は禁止。
魚の生態に影響を与えてしまうので、当たり前だと思うんですが…守ってない人多かったなあ。
客からは言いにくいので、できれば館の人に注意してもらいたいところなのですが。

さて、ここの目玉は、イルカとアシカのアトラクション。
１時間ごとにアトラクションが交互に行われます。
時間の都合と、あと朝から動き回ってちょっと疲れていたので、
この日はイルカのアトラクションだけ見ました。
ここのイルカのみなさんは芸達者ですね！
以下、一部撮影に成功した芸の数々を。

・ジャンプ

・背面ジャンプ

・倒立

・サーフィン

あと、ここのイルカは観客にザッパザッパと水をぶっ掛けてくれるのがウリになっていて、
客席の前の方にはこのようにポンチョを着こんでヤル気満々の人たちが陣取っています。

水しぶきの量は、ほんとハンパじゃないですね！ビックリしました。
（おかげで、客席はかなり磯臭い　笑）

非常に楽しかったんですが、個人的にはショーアップのあおり方がちょっとうっとおしかったかなあ。
いろいろと動作やら声出しやらを要求されるんですけど、
そういうのって一見さんの客に要求するのは手拍子ぐらいが限界なんじゃないですかね～。
私は「参加するのも気が進まないけど、さりとて居心地悪さを感じずにすむほどシレッとしていない」
人間なので、ちょっとつらかったです。

あと、都市部のど真ん中だから仕方ないけど、入場料１８００円は施設の割りにちょっと割高かも。
（ちなみに、大阪の海遊館・名古屋の名古屋港水族館が２０００円、神戸の須磨海浜水族園が１３００円
）
それだけの値打ちはちゃんとあると思うんですけど、
それだけ分楽しむには、見ている側がかなり積極的に面白さを自分で見つけに行く必要はあるかなーと。
「一緒に行った相手とあれこれツッコミながら楽しむ」方が向いていて、
「休日に一人で行ってのんびり出来る」という類の施設ではないですね。
その意味では、今回連れがいなかったのはちょっと残念でした。