特別展「夏・甲子園」@兵庫県立博物館。

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閑谷学校を見た後は、再び山陽本線で姫路までバック。
まずは久々に姫路城を…と思ったんですが、この日は「ザ・祭り屋台」というイベントで、
姫路城の前がごったがえしてまして。
(本来は前日が開催日だったのが、雨天順延で日曜日にスライド)
というわけで、先に兵庫県立歴史博物館へ。

兵庫県立歴史博物館は、姫路城の裏手の方にあります。
行くのは2回目で、初めて行ったのは多分もう7・8年前のこと。
古文書学会の見学会があったんですが、遅刻寸前のギリギリで行ったので、
展示とかを見てる余裕がまったくなかったんですよね(苦笑)。

というわけで、常設展示も楽しみにしてたんですが、
専門とまったく無関係の特別展も楽しみだったんです。

その名も「夏・甲子園」。

やっぱ甲子園好きなら外せないでしょ~。
公式HPの記述がすごくあっさりしてたんで、どんなんだろーと思ってたんですが、
いい意味で期待を完全に裏切られました。スゴかったです。
何がスゴいって、映像史料がスゴい。

戦前の伝説の大投手嶋清一の投球とか(5連続完封、準決勝・決勝連続ノーヒットノーラン!)
京商対明石中、延長25回の死闘とか、
魚津対徳島商、延長18回引き分け再試合とか、
板東英二のダイナミックなピッチングフォームに感動しました!)
箕島対星稜、延長18回サヨナラ勝ちとか、
宇部商対PL学園、K&Kコンビ2度目の優勝とか、
PL学園対横浜、延長17回→横浜対京都成章、松坂決勝戦ノーヒットノーランとか、
(個人的には準決勝の横浜対明徳義塾、8回6-0からの横浜大逆転サヨナラ勝ちの方が印象が強いけど)
駒大苫小牧早稲田実業、決勝戦延長15回引き分け再試合…。
地元兵庫勢では、倉敷商報徳学園報徳学園延長12回6-0からの大逆転。

どれもこれも高校野球ファンならご存知のシーンばかりですが、
これがぜんっぶ映像で見られます。素晴らしい!!
戦前の映像なんか、はじめて見ましたもん(多分ニュース映画用の映像が残ってたのかな?)。
あと、やっぱりリアルタイムで見てた映像は、見たときの興奮がやっぱ格別ですね。
個人的には、あと松山商対熊本工、延長10回奇跡のサヨナラ阻止バックホームが見たかった
…って、言い出したらキリがないけど(笑)。

いや、でもほんと楽しかったです。
高校野球ファンのみなさまはぜひ♪