日本文化の粋?

たまたま知ったんですが、来月末から東京国立博物館では「国宝 阿修羅展」をやるんですね。
日本美術史上屈指のスーパースター(?)なので、
彼の名を冠した展示が行われることは不思議ではありません。
関西人がわざわざ東京まで観に行くこともないよなあ、とも思いますが。
(だって興福寺の宝物館に行けばいい話だもん 笑)

で、展示よりも気になったのが、公式グッズとして発売されるという阿修羅フィギュア
写真はリンク先の公式HPでご覧下さい。
高さ12cm(1/12スケール)という大きさですが、なかなか精巧な代物です。
さすがは世界に冠たる日本のフィギュア文化といったところでしょうか(笑)。
大阪府門真市の会社の製作だそうですが、
あるいは「人工衛星も作る」とちまたで話題の大阪の中小工場の技術水準の高さの証しでしょうか。
お値段は2980円だそうで、話のネタに欲しいような、あっても使い道がないような…。
これ買うためだけに観に行くのもなあ。
東京在住の方、お金は出しますんでどなたか行かれたら買ってきてくださいませんか?(笑 でも半分本気)

それにしても、「興福寺創建1300年記念」の名目はついていますが、
昨今はこの手の個別の寺院etc.の名を冠した特別展が多いですね。
あと、外国の博物館の名を冠した特別展と。
それなりにニーズも学術的意義もあるからいいんでしょうけど、
あんまり多すぎると、ちょっと安直な気もしてしまうかなあ、やっぱり。