正解は。

「酸模」の読み方の正解は…
                                                                                                                                                                                                                                                                                                

すかんぽ

でした。
正解者に拍手!

…と言ってみたところで、「すかんぽって何?」という反応がほとんどのような気が。
えー、すかんぽは春の野草で、土手なんかに生えていて、食べられます。
食べられるから食べたいかと言われると、そこまで美味しくないのが難点ですが(笑)。
なにしろ酸っぱい。「酸」の字が使われるだけのことはあります。
世の中にはすかんぽのレシピなんぞというものが存在するのですが(ほんと何でもあるなー)、
「甘味噌と和えるだけでも、酢味噌和えになりそうです。」と書かれていました。
そんな風に書かれると、なんだかすごいお得そうな感じがしてくるから不思議(笑)。
そして、大きくなりすぎるととっても筋っぽい。

そりゃーまあ、ツクシとかワラビとかゼンマイとか菜の花とかの方が美味いです。
このすかんぽが他の食用になる野草より優れている点はただ一つ、「生食OK!」というところ。
土手を歩いていて手や口が寂しくなったら、道端のすかんぽをぶちっ!とむしって、
そのまま皮をむいてむしゃむしゃ食べる、と。
ま、田舎育ちでもなけりゃ、そもそも土手は歩きませんか(苦笑)。

ちなみに、「酸模の咲く頃」という歌もあるそうな。

北原白秋作詞・山田耕筰作曲だそうです。おお、ビッグネームだな!
けっこう病み付きになりそうなメロディー。