鑁阿寺。

さてそれで、足利市のお目当てのその1の鑁阿寺です。
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鑁阿寺は足利氏の氏寺で、足利義兼が1196年(建久7)に館内に持仏堂を作ったのが始まりとされています。
本堂は重要文化財ですが、残念ながら修理中…。

氏寺らしく、祖先を祀った霊廟である「御霊屋」もあります。
すき間からは「足利権現」の額がチラリ。
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このほか、国指定重要文化財とされているのは、
経堂
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えーっと、足利氏の一切経の話って、なんか史料やら研究やらがあったような…。

・鐘楼
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があります。
なんかこの鐘楼、本堂の側からは裏しか見えなくて、ひっそり目立たないんですけどね。

このほか見所としては、多宝塔
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なんでも「多宝塔の中では国内最大!」らしくって、
「だってこれ以上大きいやつは『大塔』と呼ぶんです!」ということらしいです。
そういうもんなのかなあ。

庭園
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などがあります。
この「柱だけ」の空間がなんなのかは謎でしたが。大相撲の釣り天井と逆ですよね。
「藤棚の上の部分がなくなって、柱だけが残ったんじゃない?」というのがお友だちの見解でしたが、さて?

というか、実は一番の見所は、外観なのではないかと思うのですが。
周囲を堀に囲まれていて、なるほど鎌倉の武士の居館てこういうのだったのかしらね~という感じです。
もとが足利氏の居館なだけに、「足利氏宅跡」として国指定史跡になっています。
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雰囲気出てるでしょ。