法華寺

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龍王寺のすぐ裏手にあるのが法華寺です。
745年(天平17)に光明子の皇后宮を宮寺としたのが法華寺の始まりで、
大和国国分尼寺にして、全国の総国分尼寺です。
(ただし、国分寺国分尼寺の制は741年(天平13)に始まるので、
 それまでどうだったのかはよくわからないようですが)
その後は、平安期に荒廃→鎌倉期に重源・叡尊が復興→やっぱり荒廃という経過をたどります。
割とよくあるパターンですね。
その後は江戸の初期に豊臣秀頼による再建が行われて(これまたよくあるパターン)、
現存する本堂・鐘楼・南門はこのとき建てられた物で、いずれも重要文化財に指定されています。
本尊の十一面観音像は春秋に特別公開されますが、
ちょっとだけタイミングがずれてしまいました。残念。

その代わりってわけでもありませんが、国の名勝に指定されている庭園は見ることができました。
けっこう広くて、いろんな花が楽しめました。
今三つくらい、花の名前も種類も知らないのが個人的難点ですが…。
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このほか、浴室は国の重要有形民俗文化財に指定されています。
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