FOI見てきました。

日曜日のメインイベントは「フレンズオンアイス」でした。
新横浜スケートセンターに行くのは2年前のCOI以来です。
箱としては手狭ですけど、客席との一体感とか、リンクの見やすさという点ではいい会場ですよね。

FOIは初めて見に行ったんですが、非常にアットホームで手作りな雰囲気で楽しかったです。
ショーアップされてないわけではなくて、バランスがいいというか。
キャストはすんごい豪華ですけどね~。

詳細なレポは各所で上がっていると思うので、感想は雑感的に。


1 大ちゃんのSPはスゴイ。
高橋くんは今季のSPを初披露してくれましたが、いやー、すごかったです。
昼公演で見たときは、あまりのインパクトで笑い死ぬかと思いましたが(笑)、
夜公演では見慣れたので、プログラムの良さがよくわかりました。
特にあのストレートラインステップは素敵です。
大ちゃんのステップはほんとよく音を拾うよなー。
シェイリーンの振付もいいんでしょうね。

とはいえ、あの「マンボ」を競技会でやるというのはやっぱ英断だよなー。
NHK杯の会場がどんな雰囲気になるか、今から楽しみですよ。
またあの顔と髪型に曲調が似合うんだなこれが(笑)。
個人的には、会場全体で「ウッ!」の掛け声を入れたいところです。ウッ!

あ、ちなみに、今回は昼公演をS席で、夜公演を立ち見で見ました。
普段は同じ公演を続けて見るってしないんですけどね、お友だちが誘ってくれたので。
立ち見で夜公演まで見て大正解でした。千秋楽はほんと雰囲気が違いますね!!

2 ライサの「火の鳥」はスゴイ。
ライサはバンクーバーのSPでやった「火の鳥」を再現してくれました。
いやー、眼福。ぜいたくな時間だったなあ。ほんと名プロ&名演だと思います。

が、「火の鳥」が第1部のトリだったのですが(決して洒落ではない)、第2部との落差が…。
謎のジャージ&白長袖シャツでご登場。長袖の下には白のランニングシャツ
お前は休日のお父さんか~!(そういやイリアの衣装もUネック白Tシャツだったなあ。)
しかもヘアスタイルは「火の鳥」のまんまのこってりかっちりで、その取り合わせがまた。
そしてなぜか片手に白手袋。
うん、まあ、そういうとこも好きなんだけどさ。もはやネタの域に達してるし。

そしてそして、彼が素晴らしい「音ハメ」のテクを身につけたのはよーくわかったのですが、
何でもかんでもそれをやると何かヘン。
あれはプルシェンコのステップに通じるキモさがあると思います(笑)。何か人外の物っぽい。

繰り返して書いておきますが、そんなライサが大好きですよ。いやほんと。
演技を見る限り、まだまだ現役でやってほしいなーと思いましたが、
あとはモチベーションの問題ですかねー。


「岳斗くんの女装」とかいろいろありましたが、上記2人のインパクトが強すぎて(笑)。
以下は列記しときます。

・会場で氾濫していたのは「ゆうパック」の文字。パンフの最後も「ゆうパック」。

・鈴木さんの新EXはベリーダンス。腰振り腰振り。

・岳斗くんの演技は第1部・第2部とも非常に面白かった。もっとショーで見たい!
・でもパンフの字は子どもみたいな字だった(笑)。

・パンフではたくさんのスケーターが「フレンズオンアイスの思い出」について
「2009のフィナーレで小塚くんがエッジケースをつけたまま氷に乗ってこけた」ことを
 挙げていた。そりゃ見たかった。
・その小塚くんは完全に「いじられ役」でした。
 執拗なリクエストで1日2回フリーの演技を小塚くんにやらせる先輩達。鬼や。
・でも小塚くんは根性で滑りきってました。えらい!曲はリストのピアコンの1番だったのね。
・でも抽選会の商品紹介で、「フラッシュメモリ」を「フレッシュメモリ」と言い間違えてました。
 工場直送?

・あいかわらずアゴストは楽しそうに滑るよなー。
・ベルビンちゃんの衣装がセーラー服→デニムのスカート→赤いドレスの早替えでしたが、
 セーラー服が襟だけで、背中がパックリ開いてて、なんだか「裸エプロン」状態でした。
・しかしアマチュア引退なのがほんともったいない。

・本田くんはジャンプ頑張っていたけれどどーもいまいち決まっていませんでした。
 ぜひ頑張って減量してね。むちむち二の腕は嫌いじゃないですけど。
 でも最後はちゃんとイーグルで帳尻を合わせてくれました(笑)。
 お客さんも大歓声。みんなわかってるよねー。

・シェーリーンはほんと「見せ方」をよく知っていると思う。プロの鑑です。

・イリアは実は生で見るのは初めてでした。でかいねー!(身長180cm。何よりムキムキ。)
・ジャンプとかバタフライとかど迫力でした。
・なぜか変形イーグル連発。岳斗くんも披露。君たちそんなの現役時代やってたっけ?
 やっぱブームが来てるのか?ちなみにシェイリーンもやってました。

・安藤さんはしっとり系のプロでした。こういうのもそれはそれで好きです。

・有香さんは昼公演がキャピキャピ系(死語?)、夜公演はしっとり系でした。2度美味しい。
・何と言っても、やっぱしっとり系の方がスケーティングの美しさは堪能できます。趣深い。

・パン&トンも実はショーで見るのは初めて。
 ダイナミックさと表現力を兼ね備えたいいペアだなーと再認識。
・ペアが入ったショーはやっぱりイイ!
 リフト最高!ツイストリフト最高!スロージャンプ最高!デススパイラル最高!

・荒川さんはどうもやっぱり美しくはあってもエロくはないなあと思う(笑)。
・というわけで、第2部の「Who wants to live forever」の方が楽しめました。美しい。
・思うに、荒川さんの魅力は「型の美しさ」ではないかと。ある意味歌舞伎的。
・だからファンはイナバウアーの美しさとか、そういうのを愛でればよいのだと思う。