博士論文本提出。

イメージ 1

先週の金曜日に印刷所に博士論文の最終原稿を入稿して、
今日刷り上ったので、大学に提出してきました。
やれやれ。

金曜日は最後の最後に、印刷所でトラブル発生。
大学の規定で版型はA4と決まっていて、日本史の論文なので縦書きにして…となると、
「A4横長・縦書・タテ40字×ヨコ30行」という、
日本史業界では標準的なページ組みになるわけです。

で、それで組んで原稿を持って行ったら、
「この綴じ方だと表紙が印刷できないので、簡易製本できません」と印刷所の店員さんが言わっしゃる。
(ま、確かに表紙を横長に巻く形で付けると、びろ~~んと横長の紙になりますね。)
で、「上で綴じる綴じ方ならできますけど」と。
つまりスケッチブックみたいな綴じ方ですね。

大学に電話して確認を取ったら、「綴じ方に規定はないのでそれでも構いません」と言われたのですが、
さすがにそういうわけにもなあ…と思ったので(変だし、それでどうやって書庫に入れるのかと)、
結局その場でPCを借りて、
原稿を「A4縦長・縦書・タテ30字×20行・2段組」に組み替えるという荒業に出ました。
図表は紙原稿のアナログ媒体なので、これもその場でコピー機でA4縦長に組みなおし。
これを2時間足らずでやれてしまう自分もスゴイとちょっと思ったけど、
こんな思いは2度としたくありません(苦笑)。

まあしかし、これでちゃんと通れば、晴れて今月に学位を取得できます。
…もうこれ以上トラブルがありませんように。

しかし、この印刷所はお隣のゼミの先輩に教えてもらったんですけど、
いったい先輩はどうやって製本してもらったんだろう??謎だ。