交流戦マジック。

今日の試合はまだやってる最中で、中日はもうデーゲームで勝っていますが、
下の表は昨日の試合が終了した時点でのプロ野球セ・リーグの順位表です。

1位 ヤクルト 37勝24敗8分 +13
2位 中日   33勝34敗2分 -1
3位 阪神   33勝35敗1分 -2
4位 広島   29勝35敗5分 -6
5位 巨人   30勝37敗4分 -7
6位 横浜   25勝43敗5分 -18

見ての通り、なんと負け越しているチームが2位です。
勝ち越しているチームが1つしかない、と言うべきか。
何でこんなことになっているかというと、
根本的には「セ・リーグ交流戦で大幅にパ・リーグに負け越した」から。
もっとも、2位の中日は交流戦14勝10敗で勝ち越しているんですが、
セ・リーグ内で5つ負け越しているということです。
単純に交流戦での勝敗を抜いて計算すると、実は広島が2位だったり。
セ・リーグ内で23勝19敗3分、交流戦で6勝16敗2分…悲惨だなあ)

まあまさかこの状況が最後まで続くことはないとは思いますが、ちょっとなんだかなあなお話です。
ちなみに、「勝ち数が全試合数の半分以下で優勝」という例が実はあって、
1982年の中日は130試合で64勝47敗19分の勝率5割7分7厘で、
2位巨人の勝率5割6分9厘(66勝50敗14分)・3位阪神の勝率5割3分3厘(65勝57敗8分)に
勝ち数で下回りながらも勝率では上回って優勝しました。
これは引き分けマジックとでも言うべきか。
今年のヤクルトは引き分けが多いのも有利な状況ですね。