北京五輪フィギュアスケート男子シングルフリー感想。

(※当ブログは、もともと3分の1くらいはフィギュアスケート観戦記事で構成されておりました)
昼食を摂りながら、本当に久しぶりに、じっくりとフィギュアスケート観戦。やっぱり五輪のフィギュアスケートはいいものです。

・第3グループ
グラスル 第3グループ第1滑走が、4Lz・4F・4Loを跳んじゃう時代なんですね……。いやー、すごい。
ボーヤン 「祈りと踊り」。ステップもスピンも振付も、本当に上手くなりましたね。見ていて胸が熱くなりました。
エイモズ ジャンプは残念でしたが、プログラム・振付はとても好みでした。特にコレオシークエンスがいいですね。
メッシング もう30歳かー。オールドファッションな雰囲気なプログラムですが、ジャンプの入りなどで工夫が凝らされています。、コレオシークエンスも素敵。
羽生くん 順位・得点は不本意でしょうが、問題は冒頭2つのジャンプだけで、後半の出来は素晴らしかったです。3つめの3A+3Tのあとに、たたみかけるような3Fなんかを見ても、やはり第3グループの格ではないですよね。今後はどうするのかわかりませんが、どんな選択であれ応援したいです。
セメネンコ 何この抜群のプロポーション(笑)。細くて長い手足の使い方がとてもうまい。4年後が楽しみです、ぜひ帝国復活を!てゆーか、この選手が代役だったんだ……さすがロシア。

・第4グループ
ジェイソン・ブラウン 今の時代でも、4回転がなくても、質を高めればここまでやれるんだ。それを体現するのがジェイソンです。ただただ美しい。むしろプロ向きだと思うんですが、それでもアマとして競技会に出続ける、その心意気が大好きです。そして、演技後のチャーミングな笑顔とのギャップにいつもやられます(笑)。
クビテラシビリ 小粋なシナトラメドレー。似合いますね~。選曲も良く、いいプログラムでした。個人的には、2曲目と3曲目を入れ替えて、マイ・ウェイで締めても良かった気も。
チャ・ジュンファン トゥーランドット。荒川さんへのリスペクトを感じる振付です。最初の転倒でどうなるかと心配しましたが、良く立て直しました!
昌磨くん 問題はありましたが、でも、冒頭の4Loや、4T+2Tなど、良いところも随所に見られたんではないでしょうか。えらく拍子の取りにくそうなアレンジの「ボレロ」でしたが、ステファンは「これぐらいできるよ」って思ってるんだろうなあ(笑)。
鍵山くん 素晴らしかった!18歳の初五輪でこの演技とは、何たる大器。切れのある4Tが実に小気味良いです。個人的には3F+3Loが素敵でした。「グラディエーター」といえばヤグディンだと思うんですが、優真くんが生まれる前なんですね(笑)。
ネイサン 文句なし、王者の貫禄。素晴らしいの一言。というか、「言葉はいらない」というべきか。エルトンファンでもある私にとっては、この「ロケット・マン」が伝説のプログラムとなったことは、嬉しい限りです。