けまり＠白峯神宮。

さて、今日は白峯神宮に行ってきました。
白峯神宮は堀川今出川をちょっと東に行ったところにある神社で、
崇徳天皇（保元の乱で後白河天皇側に敗れて、讃岐に流罪になってそこで死去）と
淳仁天皇（藤原仲麻呂の乱のとばっちりっで淡路に流罪になってそこで死去）という
二人のお気の毒な天皇を祀っています。
もともとは崇徳天皇陵である白峯陵が讃岐にあり、明治維新の頃に京都に勧請、
で、明治に入ってから淳仁天皇を合祀した、と。
（詳細はコチラ）

今日はその春の例大祭だったのですが、お目当てはこれ。

蹴鞠（けまり）です。
白峯神宮はもともと飛鳥井家の屋敷だったところに作られたのですが、
飛鳥井家は飛鳥井流という蹴鞠の流派の家柄で、敷地内の地主社に祀られる精大明神は
蹴鞠の守護神とされていました。
で、そんなわけで、現在も神事の際に蹴鞠保存会の方が蹴鞠を奉納されているのです。
（ちなみに、現在でも球技、特にサッカーの神様として篤く敬われています。
　その割には地元パープルサンガは勝てませんけどね～）

奉納が終わると、なんと蹴鞠の体験をさせてもらえました。
実際にまりを蹴らせてもらえて、これがなかなか楽しい♪
…のですが。ここでちょっとした事件発生。
もともと、うちの大学のゼミで中世の芸能史をやってるＴくんという子がいて、
今回のゼミでの見学も彼の意向が入っているんじゃないかと思うんですが（修論で蹴鞠も扱った）、
彼がまりを蹴ろうとした時に、失敗して踏んづけてしまってまりがペシャンコに。
保存会の方が一言、「これがほんまやったら破門です」。
あわれＴくん、入門前から破門（笑）。

さて、神社に行ったら例によっておみくじを引きます。
おみくじ自体は中吉でなかなかよろしかったのですが、
前回の「恋愛　一線を越えるな」に引き続き、今回はなんと

「恋愛　楽しむ程度なら吉」

楽しむ程度…楽しむ程度…って何！？遊びってこと？（苦笑）
いったい神様は私に何を伝えようとしているのでしょうか？