比叡山に自分の足で登る（その２）。

さて、前回はケーブル比叡の駅に着いたところまで書きましたが。

ケーブル比叡の駅からの眺めもとても良くて、こんな風に京都市内が一望できます。
写真は賀茂川と高野川がＹ字に合流してるところなんですけど…霞がかかっててわかりにくいですね。
肉眼だとほんとにくっきり見えます。

で、別に登山が目的ではないので大比叡（山頂）は通らずに延暦寺への道を行くと、
途中にこんな梵字が書かれた石柱が。

もちろん梵字が読めるわけもないので、これがなんなのかサッパリわからないのですが…
情報求む。

さらに行くと、道からこんなものが見えまして。

基本的に気になったものはすべからくチェックする性質なので（笑）、私が斥候として偵察に。
石碑には「斧堂」と書かれていましたが、これまた由来がよくわかりません。

なんだかいわくありげな感じなんですけどねー。なんなんだろ。
ここからは八瀬の集落が良く見えます。

そこからさらに行くと、今度は大量の供養塔出現。

なんなんだいったい…。

さらに進むと、「鎮護国家」の碑が。護国仏教だなあ…。

ここまで来ると、程なく延暦寺です。
寺内は一応東塔・西塔・横川と全て回りました。
全部建物を挙げるときりがないので、回った順に主要なものだけ。

・根本中堂

・横川中堂

・釈迦堂（西塔）

・浄土院（伝教大師御廟）

・阿弥陀堂（東塔）

基本的に主要な建物は回ったんですが、横川の元三大師堂だけは行っていません。
時間の都合ということもあったんですが、横川中堂の写真を見ていただくとわかるとおり、
ここで猛烈に雨が降ったんですね。
で、こりゃだめだということで引き返したら、バス停（※）に着いたところでピタッと止む。
なぜだ～～！！
（※横川だけはかなり離れているので、シャトルバスを使うのが便利なのです）

帰りはケーブルで坂本に降りてから帰りました。
ここのケーブルは営業距離が日本最長。
ケーブルの駅の２階はテラスになっていて、ここからの眺望がまたよろしいです。
園城寺の方を見るとこんな感じ。

園城寺自体は陰になってて見えないんですよね。
それがまたきっと延暦寺の悪僧には気に入らなかったんだろうな（笑）。

北はびわ湖大橋はもちろん、湖北の方まで見渡せます。