2分法。

世の中の人を2つに分ける分け方というのはいくつもあると思うんですが、
(もちろん、「どちらかというと」という但し書きつきで)

・「偶然」はただの「偶然」である
・「偶然」は何らかの意味がある「必然」である
という2つのスタンスのうち、どちらを取るか

というのは、やってみるとなかなか面白いかもしれません。
…ん、でも、「占いを信じるかどうか」というのを別の言い方で言っているだけか。

最近「自分は案外後者かもなあ」と思ってしまうのは、『百鬼夜行抄』を読みすぎているせいかも(苦笑)。
ユング先生おっしゃるところのシンクロニシティってやつですね。
良いことであれ悪いことであれ、なーんとなく気にかかってることがあるときに、
本来それとは無関係なことのはずなのに、まるでそれと関係しているかのような出来事が起こる。

ま、結局のところ、「何かが何かと関係しているかどうか」というのを決めるのは自分なわけで、
そういう関係性を読み解こうとするかどうかにかかってるんだろうとは思うんですが、
気にかかっていることがある時に、そういう作業を延々と半ば無意識にやっていると、
いろんな「意味」を勝手に考えて、自分でいささかゲンナリしてしまいます(苦笑)。
まあねー、根っこの問題を何とかしないことにはどうにもならないんでしょうけど。